ひふみ投信の世界株版誕生!ひふみワールドは購入すべき?どんなファンド?

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この度、かねてから噂のあったひふみ投信の世界株版、ひふみワールドが設定されることになりました。

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世界株ファンド「ひふみワールド」新規設定のお知らせ | ニュースリリース | レオ...
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ひふみ投信を購入しているひふみファンの方は、「ひふみ投信と何が違うの?」「ひふみワールドも買うべき?」と疑問に思っているかもしれませんね。

そこで、本日はリリースが発表されたひふみワールドについて、いったいどんなファンドなのか?ひふみワールドは購入すべきなのか?検証していきたいと思います。

ひふみ投信の世界株版誕生!ひふみワールドは購入すべき?どんなファンド?

ひふみワールドは、2019年10月8日に運用開始することが決まった、ひふみ投信の世界株版の投資信託です。

日本を含まない世界中の株式に投資をするファンドで、信託報酬は税抜1.48%。

レオスキャピタルワークスの直販でのみ購入することができます。

ひふみ投信のファンの方にとってはうれしいニュースだと思いますが、さっそく買うべきか?と言われると、いくつか気になる点があるので、少し様子見をした方がいいように思います。

それでは、ひふみワールドの特徴や気になる点を確認しながら、どうして少し様子見すべきと私が考えるのか、説明していきます。

ひふみワールドの特徴

今回ご紹介するひふみワールドの特徴は、次の4つです。

  1. 日本を除く世界株に投資をする投資信託(おそらくアメリカ・アジア・ヨーロッパ)
  2. 信託報酬は税抜1.48%
  3. レオスキャピタルワークスでの直販のみ
  4. 2019年10月8日運用スタート

それでは順に見ていきましょう。

①日本を除く世界株に投資をする投資信託(おそらくアメリカ・アジア・ヨーロッパ)

ひふみワールドは、「日本を除く」世界の株式に投資をする投資信託ということで設定されています。

おそらく、日本国内の株式は、すでに「ひふみ投信」でカバーしているため、「日本に投資をしたい人はそっちを買ってね。」ということでしょう。

2019年8月にニューヨークに調査拠点を開業し、今後、中国・シンガポール・ヨーロッパにも拡充する予定とのことですから、ひふみワールドはアメリカ・アジア・ヨーロッパを中心に投資を行う世界株ファンドになることが予想されます。

②信託報酬は税抜1.48%

ひふみワールドの信託報酬は税抜1.48%となっています。

また、5年保有で年0.1%、10年保有で年0.25%還元する長期保有者の優遇制度があります。

ちなみに、日本株を中心に投資をするひふみ投信の信託報酬は、税抜0.98%です。

ひふみワールドも、ひふみ投信と同じく、実際に企業を訪問して調査を行い、有望株を発掘するという手法を取るとされています。

そう考えると、日本国内の企業を訪問する場合と比べ、世界中の企業を訪問する場合、日本国内の企業訪問と比べて格段にコストがかかることが予想されます。

そのため、さすがにひふみ投信と同じ信託報酬ではやれなかったのかなと思います。

それでも、レオス曰く、外国株アクティブファンドの平均(約1.66%)は下回る信託報酬だそうです。

③レオスキャピタルワークスでの直販のみ

「金融機関での購入はできますか?」との問いに対して、

申し訳ありませんが、2019年9月現在、ひふみワールドはレオス・キャピタルワークスの直接販売のみ取り扱いがございます。

レオス・キャピタル・ワークス

との回答があります。

将来的にはひふみ投信のように、金融機関での販売が広がっていく可能性はありますが、当面、直販のみの販売となるようです。

④2019年10月8日運用スタート

ひふみワールドは2019年10月8日に運用スタートです。

なお、募集は2019年9月26日からとなっており、9月26日からひふみWEBサービスで購入できるとのことです。

ひふみワールドの購入はちょっと様子見?気になるポイント4つ!

以上、現在発表されている資料から、ひふみワールドの特徴を解説してきました。

それでは、運用開始にあわせて、ひふみワールドも購入した方が良いのでしょうか?

私は、ひふみワールドについて「ちょっと気になること」があり、購入はしばらく見合わせた方が良いと思っています。

その理由は次の4つです。

  1. ひふみ投信との関係が明確ではない
  2. 信託報酬がちょっと高い
  3. 世界で通用するかが未知数
  4. 資金が本当に集まるかが未知数

順に見ていきましょう。

①ひふみ投信との関係が明確ではない

ひふみワールドを買おうかな?と思っている人は、すでにひふみ投信に投資をしている「ひふみファン」の人が多いと思います。

そんなひふみファンの人はよく知っていると思いますが、ひふみ投信もすでに世界株に投資を行っていて、ひふみ投信の中の海外株の割合はどんどん増えています。

ひふみ投信の中の海外株の割合を今後どうしていくのかは、はっきりとわかっていません。

仮に、今後も徐々に海外株の割合が増えていくとすると、「ひふみワールド」まで買ってしまった場合、日本株への投資がどんどん減って、世界株への投資がどんどん増えることになります。

あるいは、ひふみワールドが誕生したことによって、ひふみ投信は国内株式投資に専念することになるかもしれません。

このあたりがハッキリしないと、そもそもひふみワールドをどれぐらい買うべきかという判断ができないと思います。

顧客への情報提供が非常に丁寧なレオス・キャピタル・ワークスですから、すぐに動画か何かを作って、説明するとは思いますけどね。

それを待ってから購入を考えても遅くはありません。

②信託報酬がちょっと高い

信託報酬が税抜0.98%という、アクティブファンドとしては非常に良心的な価格設定だったひふみ投信と比べ、税抜1.48%というひふみワールドの信託報酬は、「普通のアクティブファンドの水準だな」という印象が拭えません。

世界株投資には国内株以上にコストがかかるのはもちろんわかるのですが、やっぱりちょっと高いなぁというのが率直な感想です。

しかも、先ほどもお話しした通り、ひふみ投信もすでに世界株に投資をしています。

ひふみ投信が今後も世界株への投資を続けていくとした場合、ひふみワールド設定のために作られた海外拠点で得た情報は、当然ひふみ投信の運用にも生かされるはずです。

そうすると、ひふみ投信は0.98%の信託報酬で、1.48%のひふみワールドの情報に乗っかることができ、ある意味お得ということになるのではないでしょうか。

③世界で通用するかが未知数

ひふみ投信は、日本の小型株投資で華々しい成績をおさめ、大成功しました。

しかし、その力がアメリカなど、海外でも通用するかは未知数です。

アメリカには、アメリカ人による、アメリカ株を専門に運用するアクティブファンドがたくさんあります。ヨーロッパだってそうでしょう。

そんな中で、日本から乗り込んでいって、アメリカのファンドを打ち負かすというのは、日本で成功する以上に難しいことだと思います。

ひふみワールドにその力があるかどうか、現時点ではまったく未知数だと言わざるを得ません。

④資金が本当に集まるかが未知数

ひふみ投信のネームバリューは相当なものです。

そのひふみ投信から世界株バージョンが出るとなれば、注目度は非常に高いでしょう。

しかし、それで本当に資金が集まるかは微妙なところです。

まず、販路が直販のみと小さいこと。

ネットでひふみワールドを直販で買うというのは、よほど熱心なひふみファンでしょう。

お年寄りは、買いたくても金融機関でないと買えない場合もあると思います。

そうなると、資金流入は鈍いと予想されます。

また、最近ひふみ投信自体が売れていません。

2019年に入って、解約金額が購入金額を上回る月が4ヶ月もありました。

投資信託にとって、資金があつまるかどうかが、安定した運用を継続できるかどうかの鍵となっています。

ひふみ投信の求心力が低下している状況で、ひふみワールドに資金が集まるかは蓋を開けてみないとわからないでしょう。

まとめ

以上、新規設定されることになったひふみ投信の世界株バージョン、ひふみワールドについて、その特徴と気になる点を解説してきました。

ひふみワールドは、日本を除く世界株式に投資をする投資信託で、主にアメリカ・アジア・ヨーロッパへの投資が予想されます。

しかし、

  • すでに世界株への投資を行っているひふみ投信との関係をどうするか
  • ひふみ投信と比べて高い水準の信託報酬に見合った成果を、外国勢との競争の中で出せるのか
  • 資金を集め、安定運用を行うことができるのか

など、現時点では懸念点もいくつかあります。

運用開始に向けて、説明動画など各種情報がこれからリリースされると思いますので、購入を検討している人は良く見極めるようにしてください。

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