【2019年版】人気の投資信託はどれ?純資産総額トップ10を調べてみた。はっきり言っておすすめできません。

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何か買い物をする時は、人気商品や売れ筋ランキングが気になるもの。

投資信託だって、みんなが買っている人気商品が気になりますよね?

そこで、純資産総額と呼ばれる、投資信託に集まったお金が多い投資信託のベスト10をSBI証券で調べてみました。

そして、人気商品から見えてきたのは意外な事実・・・。

それではいってみましょう。

人気の投資信託はどれ?純資産総額トップ10を調べてみた

SBI証券で純資産総額のトップ10を調べてみました。

そして、日本で人気のあるこれらの投資信託について見てみると、意外な事実が判明しました。

人気トップ10の投資信託は、

  1. インデックスファンドに負けると言われるアクティブファンドばかり
  2. 手数料が高い
  3. 投資効率の悪い毎月分配型が多い

という特徴があります。

率直に言うと、日本で人気のある、資金が集まっている投資信託は、どれもこれもおすすめできません!

どういうことか、詳しく見ていきましょう。

人気のある投資信託トップ10はこれだ!

SBI証券で、純資産総額の多い順に投資信託を並べ替えてみると、トップ10は次の通りでした。

  1. ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)
  2. フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)
  3. 東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)
  4. フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド
  5. 新光US-REITオープン
  6. ひふみプラス
  7. ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)
  8. ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型)
  9. グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)
  10. グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)

※2019年9月9日現在

そして、この日本のトップ10ファンドの特徴を調べてみると、驚くべき事実がわかったのです。

人気トップ10ファンドを分析してみた

純資産総額の多い、人気の投資信託トップ10を分析したところ、次のことがわかりました。

  • アクティブファンドばかり
  • REITが人気
  • グローバルまたはアメリカへの投資が人気
  • 手数料がとても高い
  • 毎月分配型タイプが多い

それでは順に見ていきましょう。

インデックスファンドvsアクティブファンド

人気の投資信託は、指数に連動するインデックスファンドと、指数を上回るパフォーマンスを目指すアクティブファンド、どちらが多いのでしょうか。

その結果がこちらです。

アクティブファンド・インデックスファンド

なんと、アクティブファンドが100%!

インデックスファンドは1つもランクインしていません・・・。

ここでは詳しく述べませんが、経済学の世界では、かなり昔からアクティブファンドではなくインデックスファンドに投資する方が良いという結論が出ています。

しかし、日本人に人気がある(あえて言えば、日本人が買わされている)投資信託は、アクティブファンドだということです。

投資対象資産

次に、株・債券・REITといった資産のうち、どの資産に投資をする投資信託が人気なのか見ていきましょう。

投資対象資産

REITが1番多く、次に株式ですね。

株式・REIT・債券を組み合わせるバランスファンドも1つランクインしています。

インデックス投資家目線で言えば、重視されるのは圧倒的に株式で、REITはそれほど重要視されません。

投資している人でも、味付け程度にアセットアロケーションに入れているだけです。

しかし、一般層にはこれだけ人気があります。

おそらく、安定した家賃収入からの高配当というセールストークが響くのではないかと予想しています。

投資対象国

次に、どの地域に投資している投資信託が人気なのか見ていきましょう。

1番人気はグローバル、つまり世界中に投資をする投資信託ですね。

「これ1つでOK」という感じが好まれるのでしょうか。

続いて人気なのが経済大国アメリカに投資する投資信託です。

実際、ここ何年か、アメリカ市場のパフォーマンスは際立っていますし、アメリカ=強国のイメージがありますから、日本人の感覚だと投資しやすいのかもしれません。

意外にも、日本に投資をする投資信託は1つだけのランクインでした。

やはり、海外へのあこがれ、海外は進んでいるといった感覚があるのかもしれません。

買付手数料

続いては、手数料のお話です。

まずは、投資信託を買う時に必要になる買付手数料について見ていきましょう。

昨今、手数料競争が激しくなってきており、買付手数料を0円にする投資信託が増えてきました。

特にインデックス投資家については、買付手数料無料というのは基本も基本、大原則です。

しかし、人気ランキングトップ10に入った投資信託のうち、買付手数料が無料の投資信託は半分にとどまりました。

3%以上の手数料をぶんどる(おっと失礼)高コスト投資信託も3つランクインしています。

これだけたくさんの投資信託が販売されている中で、どうして手数料の高い投資信託をわざわざ選ぶ必要があるのか、理解に苦しみます。

そんなことはないとは思いますが、金融機関の皆さん、手数料収入が見込めるからと言って、買付手数料の高い投資信託を顧客に勧めたりしてないですよね?(そんなまさかね。)

信託報酬

続きまして、投資信託を保有している間、継続して必要になる手数料である、信託報酬について見ていきましょう。

こちらについても、信託報酬が1%を切る投資信託はわずかに1つだけ。

なんとトップ10の投資信託のうち、7つの投資信託が1.5%以上の信託報酬を徴収する高コストファンドでした。

ちなみに、インデックスファンドだと、0.5%を切るのは当たり前。

最近のトップクラスのインデックスファンドだと、0.1%を切るか切らないかという戦いをしています。

そんな手数料の安い投資信託は、トップ10には影も形もありません。

分配方針

最後に、分配方針について見ておきましょう。

ここでは詳しくは述べませんが、初心者ほど毎月分配型投資信託を好み、上級者ほど分配金を出さない成長型の投資信託を選ぶという傾向があります。

それを踏まえて、こちらをご覧ください。

初心者が好む毎月分配型投資信託が8つ、上級者が好む無分配成長型投資信託が2つという結果になりました。

人気トップ10の投資信託は、はっきり言っておすすめできない。

以上、資金が集まっている人気の投資信託トップ10について分析してみました。

その結果、投資歴10年のインデックス投資家である私の目から見ると、正直言ってどれもおすすめできません。

経済学者によって否定されているアクティブファンドしかないですし、手数料も非常に割高で、上級者が避ける毎月分配型投資信託が中心のラインナップになっています。

遊びで買うのは構いませんが、真剣に資産運用を行おうと思ったときに、相棒にしたくなるような投資信託ではないですね・・・。

それでも、あえてこの中から選ぶとしたら、ひふみプラスでしょうか。

アクティブファンドではありますが、手数料が比較的安く、分配金を出さずに成長に回すタイプです。

どうしても人気の商品の中から選びたいという人は、参考にしてください。

まとめ

以上、日本で人気のある、資金を集めている投資信託トップ10を紹介し、それらの投資信託の特徴について分析してきました。

通常、人気のある商品というのは良いものだと思いますが、はっきり申し上げて、投資信託に限っては、この原則は当てはまりません。

特に、手数料の高さが目立ちます。

「手数料の高い商品をすすめて収益を上げたい。」

「手数料によって顧客が損をすることはやむを得ない。」

そんな金融機関の声が聞こえてくるのは私だけでしょうか。

ちなみに、私が購入している投資信託は、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)です。

今はまだ、これらの「投資信託の巨人たち」には太刀打ちできない規模の投資信託ですが、ジワジワと人気が広がっている投資信託ですので、おすすめしておきます。

参考にしてください。

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