アクティブなインデックス投資?「利回り重視ポートフォリオ」

配当

シンプルインデックス投資法に至るまでの私の紆余曲折・試行錯誤の歴史をお話しする企画の第3話です。

私の10年間の投資経験をお話しすることで、これから投資を始める皆さんのお役に立てれば幸いです。

第1話はこちら。

非常に良いタイミングでインデックス投資を始めることができた私は、8資産均等ポートフォリオを組んで順調に利益を積み重ねていきます。

しかし、8資産均等ポートフォリオに徐々に満足できなくなり、さらなるリターンを追い求めることになるのです。

アクティブなインデックス投資?「利回り重視ポートフォリオ」

私は就職してすぐに証券会社に口座を開設し、STAMインデックスシリーズを使って8資産均等ポートフォリオを組んでインデックス投資を開始します。

投資は順調だったのですが、徐々に自分でもっと工夫をした投資をしたくなってきました。

インデックス投資自体を否定することはありませんでしたが、「もっと利益の出るアセットアロケーションがあるのではないか」と考えた結果、「利回り重視ポートフォリオ」に行きつくのでした。

もっと良いアセットアロケーションを求めて

8資産均等ポートフォリオを組んでインデックス投資を始めた後、毎月給料が入るたびに、エクセルで現在の資産バランスを計算して、8資産が均等に近づくように追加購入でリバランスをしていました。

そんな運用を続けていた私は、次第にある想いを抱くようになります。

それは、「もっと良いアセットアロケーションがあるのではないか?」ということです。

毎月リバランスをしていると、あることに気づきます。

それは、国内債券ファンドがほとんどリターンを出していないことです。

当時、私は、「将来どの資産が値上がりするかはわからない。だから、すべての資産に均等に投資をしよう」という考えを持っていました。

しかし、国内債券ファンドはどう考えても、株式ファンドを上回るパフォーマンスを上げることはなさそうな値動きでした。

もちろん、市場の下落局面では、国内債券ファンドはクッションになってくれます。

ただ、私は生活防衛資金を別に準備したうえで投資をしていたので、リスク資産のポートフォリオの中に、さらに安全資産を入れてクッションにする必要があるのか?という疑問が湧いてきました。

さらに、クッションとはいえ、全資産の8分の1というなんとも中途半端な割合です。

だんたんと、「国内債券ファンドは不要ではないか?もっとアセットアロケーションの期待リターンを高める方法があるのではないか?」と考えるようになっていきました。

利回り重視ポートフォリオの誕生

そんなことを考えていた当時、私が口座開設をしていたSBI証券のホームページでは、積極的に投資に関するセミナー動画を配信していました。

実は私はその頃テレビを持っておらず(!)、仕事が終わって家で夕食を食べる時は、TVを見る代わりにSBI証券のセミナー動画を見るのが楽しみでした。(やばい奴^_^;)

そうしてSBI証券のセミナー動画を見ていると、「リーマンショックの影響で先進国REITの値段が下がりまくって、配当利回りが異常に高くなっている。これはチャンスでっせ!」みたいな内容のセミナー動画がいくつか配信されてきたのです。

この動画を見た私は、これだ!とひらめきます。

配当利回りが高いということは、資産が割安だから、今後相場の回復とともに上昇する余地が高いということ。

国内債券のリターンが悪いと感じたのは、配当利回り(金利)が下がりきっていて、これ以上、上昇の余地がない資産だからではないか?という仮説を立てました。

この仮説を思いついたのには、大学生の頃に、ダウの犬投資法という配当利回りの高い株式に投資する戦略についての本を読んでいたことも大きく影響していました。

それを、資産クラスでやろうというわけです。

私はさっそく、この仮説に基づいた、新しい投資方針で投資を行うことにします。

そのルールは次の通りです。

  • 毎月のインデックスファンドの積み立ての際、その時点でもっとも配当利回りの高い資産クラスに積み立てる。

すでに投資をしてしまった部分については、売却すると税金もかかるためそのままにしておき、追加投資の分だけ、配当利回りの一番高い資産クラスに投資をしていきました。

配当利回りについては、各ファンドの運用報告書の配当等収益額などを見ながら毎月自力で計算していました。

その結果、どうなったかと言いますと、先進国REITばっかり買い増すことになったのです。

利回り重視戦略がうまくいく

そして、この戦略は非常にうまくいくことになります。

調べていただくとわかると思いますが、リーマンショックによって暴落した先進国REITは、その後、猛烈な勢いで回復していきます。

先進国REITに集中投資していた私は、その恩恵をおおいに受けることが出来ました。

ある意味では、「俺、リーマンショックで暴落したREITがすごい割安になってたのを見抜いて、買いまくって大儲けしたんだよね~。」と言う自慢話もできる成果だとは思います。

ただ、同時に、これがうまくいったのは、運が良かったからだなとも思いますね。

まとめ

8資産均等ポートフォリオを運用しているうちに芽生えた、「国内債券はリターンを生まないし、不要なんじゃないか」という疑問。

そして、その疑問を解決する形で生まれた、利回りを重視するというポートフォリオのアイデアが偶然にも成果を上げ、私のインデックス投資家としてのスタートは大成功をおさめます。

しかし、大成功の裏で、私の投資を脅かす深刻な問題が発生していたのでした・・・。

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