全世界株式の投資信託はどれが人気?純資産総額を比較してみた。

棒グラフ

全世界株式に投資をするタイプの投資信託はいくつがありますが、実際のところ、どの投資信託が人気なのでしょうか?

そんな疑問に答えるべく、各投資信託の純資産総額を比較して、どの投資信託に資金が集まっているのか、最新のトレンドはどうなっているのかを検証してみたいと思います。

全世界株式の投資信託はどれが人気?純資産総額を比較してみた。

全世界株式の投資信託の中でもっとも資金を集めているのは、楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)です。

それを、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が追いかける展開になっています。

全世界株式投資信託の純資産総額推移

それでは、実際に全世界株式投資信託の純資産総額の推移を見てみましょう。

比較するのは次の4つの投資信託です。

設定が古い順にご紹介します。

  1. 全世界株式インデックス・ファンド(SSGA)
  2. 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
  3. SBI・全世界株式インデックス・ファンド(SBI雪だるま)
  4. eMAXIS Slim全世界株式オール・カントリー(eMAXIS Slimオールカントリー)

比較した結果が下のグラフです。

全世界株式_投資信託_純資産総額

このように、楽天VTが圧倒的な差をつけて資金を集めています。

楽天VTはアメリカの巨人、バンガード社と提携し、バンガードの人気ETF「VT」を買い付ける投資信託として誕生しました。

憧れのVTを間接的にではあれ、簡単に所有できるというインパクトは大きく、初動で大成功しました。

設定当時、全世界株式クラスに投資をする投資信託の中では敵なしの低コストだったことも大きかったでしょう。

まさに先行者利益です。

一度大量の資金を集めてしまえば、あとは運用で純資産総額は雪だるまのように増えていきます。

楽天VTの純資産総額に迫ることはなかなか難しいでしょう。

そんな中、健闘しているのが私も大好きなeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)です。

4つのファンドの中では最後発ですが、すでに他の2つのファンドの純資産総額を抜き去り、単独2位に躍り出ています。

SBI証券の販売金額ランキングでは、楽天VTよりも上位に来ることが多くなりました。

しかし、まだまだ楽天VTの地位を脅かすまでにはいたっていません。

おすすめの全世界株式の投資信託はどれ?

それでは結局のところ、おすすめの全世界株式の投資信託はどれなのでしょうか?

私は、純資産総額が2位のeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)か、1位の楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)のどちらかをおすすめします。

実はこの2つのファンド、微妙に性格が異なりまして、eMAXIS Slim全世界株式は、MSCIオールカントリー・ワールドインデックスという指数に連動するように設計されています。

この指数は、世界の大型・中型株の指数で、世界の株式時価総額の85%程度をカバーすると言われています。

一方、楽天VTは、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスという指数に連動するように設計されています。

この指数は、世界の大型・中型・小型株の指数で、世界の時価総額の98%程度をカバーすると言われています。

また、コストはeMAXIS Slim全世界株式の方が安く、楽天VTは少し高くなっています。

つまり、世界中にもれなく投資をしようとすると楽天VTが適していますが、少しコストが高い。

世界の85%をカバーできていれば良いと考えるなら、eMAXIS Slim全世界株式が安くて良いということになるのです。

まとめ

以上、全世界株式に投資をする投資信託の純資産総額の推移、および、どの投資信託がおすすめなのかを解説してきました。

純資産総額については、楽天VTが圧勝している状況です。

それを、最後発のeMAXIS Slim全世界株式が、及ばないながらも猛追しているという構図。

SSGAとSBI雪だるまは苦戦を強いられていますね。

また、1位の楽天VTと2位のeMAXIS Slim全世界株式はベンチマークが異なり、微妙に性格の違うファンドですので、それぞれ差別化が出来ています。

全世界にもれなく投資をしたいという人は楽天VTを、コスト重視で少しカバー率が下がっても良いという人はeMAXIS Slim全世界株式を選ぶと良いでしょう。

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