投資信託のメンテナンス、「リバランス」をしよう

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を購入しようで説明した通りに投資信託を購入出来たら、しばらくは「ほったらかし」にしていただいて問題ありません。

しかし、ずっとほったらかしで良いのか?というと、そうではありません。

何事にもメンテナンスが必要なように、投資信託も定期的なメンテナンスが必要です。

それを、専門用語で「リバランス」といいます。

しかし、メンテナンスといっても、年1回で十分、しかも何も難しいことはないので、安心してください。

それでは解説していきましょう。

投資信託のメンテナンス、「リバランス」をしよう

リバランスとは、その名の通り、「リ・バランス」で、バランスを取り直すことを言います。

何のバランスを取り直すのかと言うと、自分の資産の、現金と投資信託の割合のバランスを取り直すのです。

超シンプル投資法では、現金70%・投資信託30%の投資割合を推奨しています。

しかし、この投資割合で投資を始めたとしても、時間とともに、次の要因によって投資の割合は崩れていきます。

  • 給与の積み立てやボーナスなどによる現金の増加
  • 株式相場の上昇や下落

そこで、崩れてしまった現金と投資信託の割合を、再度70%と30%という、「ベストの状態」に戻してあげる作業を行います。

これをリバランスといいます。

リバランスのタイミング

リバランスを行う最適なタイミングについては半年に1回だとか、1年に1回だとか諸説ありますが、超シンプル投資法では、年1回のリバランスをおすすめしています。

理由としては、ウォール街のランダムウォーカーなどの代表的書籍で年1回のリバランスが推奨されていること、1年に1回、つみたてNISAの枠が新しくなること、できるだけ回数が少ない方が、皆さんが実践しやすいだろうと考えるからです。

それでは、年1回のリバランスを行うとして、何月に行うのがベストでしょうか。

別に何月に行わなければならないという決まりがあるわけではありませんが、私は1月に行うことをおすすめしています。

その理由は、多くの人が12月にボーナスをもらうので、現金の割合が急激に増えやすいから、そして、1月につみたてNISAの枠が新しくなるからです。

もちろん、その人の事情によって実施するタイミングは変えてもらっても構いませんが、必ず年に1回はリバランスを行うようにしましょう。

リバランスの方法

それでは、リバランスの具体的な方法についての説明に移ります。

リバランスは次の2ステップで行います。

  1. 現金と投資信託の割合の計算
  2. 投資信託の追加購入・売却によってリバランス

それぞれについて説明していきます。

現金と投資信託の割合の計算

まずは、現在の現金と投資信託の割合を計算する必要があります。

次の手順で現金と投資信託の割合を把握しましょう。

  1. 自分が持っている銀行の通帳をすべて記帳
  2. 現金をすべて足し合わせ、現金総額を出す
  3. 証券会社の口座にログインし、投資信託の評価額を確認する
  4. 現金と投資信託の割合を計算する

4について、私はエクセルで計算しています。

投資信託の追加購入・売却によってリバランス

現金と投資信託の割合を確認したら、ベストな状態である現金70%・投資信託30%からどれだけ乖離しているかがわかると思います。

そこで、現金70%・投資信託30%の割合に戻す作業を行います。

  1. 現金の割合が多く、投資信託の割合が少ない→投資信託の追加購入
  2. 現金の割合が少なく、投資信託の割合が多い→投資信託の売却

このように、現金70%・投資信託30%のバランスに近づくようにしてあげてください。

まとめ

リバランスのやり方、理解できたでしょうか。

超シンプル投資法では、多くの人が安全に実施でき、効果も感じられる投資割合として現金70%・投資信託30%を推奨しています。

しかし、当初、この割合にしたがって投資を始めたとしても、給料やボーナスによって現金が増えたり、大きな買い物によって現金が減る場合もあります。

また、投資信託も日々値動きがありますので、時間がたてば、投資割合は必ず崩れてきます。

そこで、適切な資金管理を行う上で、年に1回のメンテナンスであるリバランスが必要になってくるわけです。

難しい作業ではありませんので、必ず行うようにしてください。

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