こんにちは。インデックス投資歴10年の針井です。
当サイトでは、インデックス投資を始めたい人におすすめの書籍を色々と紹介していますが、投資初心者の最初の1冊として、超ど素人がはじめる資産運用をおすすめしています。
そこで本日は、
- 超ど素人がはじめる資産運用とはどんな本なのか?
- 超ど素人がはじめる資産運用はどんな人におすすめできるのか?
- 超ど素人がはじめる資産運用でどんなことが学べるのか?
ということについて解説していきたいと思います。
超ど素人がはじめる資産運用の内容

超ど素人がはじめる資産運用は、その名の通り、資産運用の超初心者のために書かれた資産運用の入門書です。
超ど素人がはじめる資産運用には、次のような内容が書かれています。
資産運用
この本ではまず、「資産運用ってそもそも何?」ということが書かれています。
どうして資産運用が必要なのか、資産運用はどんな方法があるのかなど、簡単な説明で理解することができます。
ライフプランや家計改善
資産運用は、自分の人生の中で、お金がなくなって破綻してしまうなんてことがないように行うものです。
そこで、人生の中のどういったタイミングでお金が必要になるのかであるとか、いわゆる「お金の貯め時」といった知識を身につけられます。
また、家計を赤字にしないための大原則など、節約に近い分野も学ぶことができます。
投資や資産運用と言うと、すぐに株やFXで大儲けする方法を思い浮かべる人も多いと思いますが、資産運用で大切なことは、まず家計を黒字にすることです。
そういった説明から入るこの本は、非常に誠実だと思いました。
投資の基礎
家計を黒字にする方法を学んだら、次はいよいよ投資について学んでいきます。
超ど素人がはじめる資産運用では、株や債券、保険にFX(外貨預金)といった様々な投資方法と、それぞれの特徴についてわかりやすくまとめられています。
この後説明しますが、超ど素人がはじめる資産運用では、投資の軸として投資信託(特にインデックスファンド)による投資をおすすめしています。
ですが、投資信託以外にどういう投資があるのか、それぞれの特徴はどういったものかということを知っておくのも大切なことです。
投資信託を使った投資方法
一通り色々な投資方法を勉強した後は、いよいよ投資信託を使った投資の本格的な説明に入ります。
- 投資信託の仕組みについての詳しい説明
- 積立投資の方法とメリット
- アクティブファンドとインデックスファンドの違い
- 投資信託の選び方
- イデコやつみたてNISAなどの制度の説明
このように、投資信託を使って投資を始めるための大切な基礎知識がわかりやすくまとまっています。
運用方針
最後に、資産運用をするうえで大切なリスク管理など、資産運用の方針についての説明があります。
最後まで、とてもマジメな資産運用の良い入門書だと思います。
超ど素人がはじめる資産運用をおすすめできる人

超ど素人がはじめる資産運用をおすすめできるのは、投資や資産運用を始めてみたくて、最初の1冊として良い入門書を探している人です。
例えば、「今まで銀行にお金を預けたことしかなかったけど、銀行にお金を預けてもちっとも増えないし、資産運用しないとダメなのかな・・・?」と、資産運用に少し興味を持った人が最初に手に取る本として、とても優れています。
すでに株を取り引きしたり、投資信託を購入した経験がある人にとっては、知っている内容が多いとは思います。
しかし、ライフプランの設計や家計改善のコツなど、投資好きな人ほど見落としがちなポイントについての説明もあるので、中級者以上が読んでもハッとさせられる本です。
投資上級者となると、さすがにこの本の内容は物足りないかもしれませんね。
超ど素人がはじめる資産運用のまとめ

超ど素人がはじめる資産運用は、これから投資をはじめようと考えている人にピッタリの入門書です。
超ど素人がはじめる資産運用では、資産運用に必要な知識を0から一通り学ぶことができます。
- 投資を始める以前の問題であるライフプランの設計や節約による家計改善などの資産運用の超基本
- 資産運用の種類と特徴
- つみたてNISAなどの制度を使った実践的な投資方法
資産運用にチャレンジしたいと思っている人は、まずはこの本を読むことからはじめることをオススメします。
また、すでに投資経験がある中級者以上の人が読んでも、知識が整理されたり、ハッとさせられる部分もあると思いますよ。
頑張ってくださいね!
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