FP2級に独学で合格するための勉強方法

FP2級独学勉強法

FP3級に独学で合格して、次はFP2級に挑戦だ!と考えている人もいるのではないでしょうか。

しかし、ほとんどの受検生が合格するFP3級に対して、FP2級は合格率も低め。

ちょっと過去問を見てみると、FP3級と比べてめちゃくちゃ難しい問題が並んでいます。

「FP3級は独学で合格したし、FP2級もできれば独学で合格したいけど、FP2級は独学でも合格できるのかな・・・?」

と不安になっている人もいることでしょう。

しかし、心配することはありません!

確かにFP2級試験は、FP3級試験よりもかなり難しい試験ですが、独学でも十分合格は可能です。

その証拠に、私も独学で学科試験・実技試験ともに、80%を超える得点率で合格しました。

この記事では、そんな私の経験も踏まえながら、FP2級試験は独学で合格できる試験なのか、どんな勉強方法なら独学で合格できるのかという点について、詳しく解説します。

FP2級は独学で合格できる?→可能です。

FP2級は独学で合格可能

そもそもの問題として、FP2級試験は独学でも合格することはできるのでしょうか?

これについては、FP2級試験は独学で合格できると断言します。

その根拠の1つは、私が独学で1ヶ月ちょっとで合格できたからです。

しかし、それだけではなく、そもそもFP2級試験は、よく分析してみると、独学で合格できる条件を十分に満たした試験なのです。

試験の中には、独学で合格することが難しいものもあります。

独学で合格できる試験と、そうじゃない試験は何が違うのか?

そして、FP2級試験はどうして独学で合格できる試験なのか?

その疑問、順番に解説していきましょう。

独学で合格することが難しい試験とは?

独学で合格することが難しい試験とはなんでしょうか?

「え~、やっぱり内容が高度で難しい試験じゃない?東大の試験とか?」

確かにそういう考え方もありますが、独学で合格することが本当に難しい試験とは、「個人が手に入る情報で、試験対策ができない試験」のことを言います。

例えば、次のような試験です。

  1. わかりやすい教材がない試験
  2. 自分で答え合わせができない試験

どういうことなのか、説明しますね。

①わかりやすい教材がない試験

わかりやすい教材がない試験は、独学で合格することが非常に難しいです。

例えば、英検5級は、世間一般的に簡単な試験ですよね。

それは、問題の内容がそれほど高度ではないというのも理由の1つですが、日本では英語学習が非常に一般的なので、わかりやすい英語教材が簡単に手に入るため、独学でも合格しやすいのです。

これが例えば、アルバニア語5級とかだったらどうでしょうか。(そんな試験ないと思いますけど。)

内容としてはアルバニア語の非常に基礎的な内容を問うものであったとしても、アルバニア語のわかりやすい参考書を手に入れることが難しいので、独学のしようがないでしょう。

こういった場合は、アルバニア語がわかる人(これも見つけるのが大変ですが)に教えてもらうしかないと思います。

これは極端な例ですが、わかりやすい独学者用の教材があるかないかが、独学で合格できるかどうかの分かれ道なのです。

②自分で答え合わせができない試験

そして、自分で正確な答え合わせが出来ない場合も、独学で合格することが難しいです。

例えば、FPの試験が、「これからの時代に求められるFPの役割とスキルについて論じよ。」という論述問題だったとしたらどうでしょうか?

FP試験は人気試験ですから、おそらくわかりやすい参考書は登場するでしょう。

しかし、論述問題は、問題演習をした時に、自分の書いた答案がどれくらいの出来栄えで、どこを直せば良いのか、独学の場合はちょっと答え合わせが難しいですよね。

このような試験の場合でも、良い参考書さえあれば独学は不可能ではありませんが、自分よりも圧倒的にレベルの高い「先生」に解答を見てもらって、アドバイスをもらいながら勉強した方が効率が良いと思います。

こういった問題形式の場合は、独学するのがグッと難しくなり、通学や通信添削による勉強のメリットが大きくなってくるのです。

FP2級は独学で合格できる条件を満たした試験!

さて、このように、独学で合格するのが難しい試験の特徴を見てきましたが、幸いなことにFP2級は、次のように独学で合格できる条件を満たした試験になっています。

  1. 人気資格のため、わかりやすい教材がたくさん!
  2. 答えは決まっていて、論文問題などは出ない!

順に確認していきましょう。

①人気資格のため、わかりやすい教材がたくさん!

FP2級は、FP3級と並んで非常に人気のある資格です。

そのため、FPの参考書市場にもたくさんの出版社が参入し、多くのわかりやすい教材がより取り見取り状態で揃っています。

そのため、独学で勉強する時も、マイナー資格と比べて困ることが少ないはずです。

②答えは決まっていて、論文問題などは出ない!

FP2級試験の出題形式は、マークシートと記述式です。

マークシートはもちろん正解は1つしかありませんし、記述式も数学のように答えがはっきり決まっていて、論文問題のように定型の答えがない、表現力を試されるような試験ではありません。

そのため、独学をしている時も、自分の答えが正解なのか不正解なのか、不正解ならばどこを間違えたのかがわかりやすいので、非常に独学がしやすくなっているのです。

このように考えると、FP2級という試験は、独学に非常に向いている試験だと言うことが出来ます。

FP2級は過去問だけで独学で合格できる

FP2級は過去問だけで合格できる

FP2級は独学で合格できるということがわかったところで、FP2級独学の具体的な勉強方法を解説しましょう。

ちなみに、独学にも色々スタイルがありまして、昔ながらの参考書で勉強するスタイルもありますが、最近ではオンライン通信講座を利用するという方法もあります。

オンライン通信講座の利点は、視聴する動画講義や、解くべき問題とそのタイミングがすべてカリキュラムとして整っている点です。

オンライン通信講座を選べば、カリキュラムの通りに勉強するだけで独学合格できます。

さすがに参考書よりは費用がかかりますが、「面倒なことは省いてプロのカリキュラムで勉強したい!」「講義を見て勉強したい!」という人は、オンライン通信講座で勉強してください。(無料で試すこともできます。)

ここから先は、「自分は参考書で独学合格するんだ!」という人のために、参考書を使った独学勉強方法を解説します。

FP2級の独学は、まともに勉強すると時間が足りない

私は、FP2級の試験に過去問だけで合格しました。

そして、多くの忙しい受検生にとっても、テキストを読まず、過去問を中心とした勉強をおすすめしています。

その理由は、FP2級の独学は、まともに勉強すると時間が足りないからです。

こちらのサイトによれば、FP2級試験に合格するためには、150時間~300時間が必要と書かれています。

つまり、まともに勉強すれば、毎日1時間勉強しても、半年~1年かかるということです!

私は職場で立場上、毎日1番早く出勤し、夜は1番最後まで残業していました。

また、休日出勤することも度々で、家には小さな子供もいます。

そんな環境でまとまった勉強時間を取ることは難しく、しかも本格的にFP2級の試験勉強を始めた時は、すでに試験まで2ヶ月を切っていました。

まともにやれば当然、勉強が試験に間に合わず、不合格となるのは目に見えています。

そのため、徹底的に勉強時間を削減し、最短で合格ラインまで到達する必要がありました。

FP試験は過去問で実力がつく

そこで、私はFP3級の勉強をした時のことを思い出しました。

私がFP3級に合格した時の勉強法は、実にオーソドックスなものです。

まずはテキストの説明を読み、その後過去問を繰り返し解くというものです。

私は、その勉強の中で、FP3級試験に合格するための実力が付いたのは、どのポイントだったか?ということを考えました。

その結果、FP3級試験に合格するための実力がついたポイントは、過去問を解いている時、しかも、その解説を読んで、その内容を理解・記憶している時だったことに気づいたのです。

つまり、過去問の解説を読んで内容を理解し、記憶するという工程だけに全ての力を集中し、テキストを読む時間・過去問を自分で解いてみる時間をすべて削減すれば、短い時間でも合格ラインに到達できるのではないかという仮説を立てたのです。

私は、さっそくこの勉強法を実行に移しました。

とにかく時間がなかったので、この仮説にもとづいて、この仮説を信じて勉強するしかありませんでした。

FP2級の最高の過去問題集を探した

私の仮説は、過去問題集の解説を読んで内容を理解・記憶している時にもっとも実力がつくというものです。

そのため、その仮説にもとづいて勉強するためには、次の条件を満たす教材(過去問題集)が必要でした。

  • 見開きで左ページに問題、右ページに解答解説が載っていること。(問題を読んだらすぐに解説を読むため、ページをめくる手間を削減)
  • 解説が非常に詳しいこと。(テキストを使わないので、解答解説だけで理解できるくらい丁寧なものが必要。答えだけ載っているなんて本はNG)

この2つの条件さえクリアしていれば良いのですが、この2つの条件をクリアしている過去問題集がまあ無いんです。

大きな書店で探しまくったところ、1冊だけ、この条件を完璧にクリアしている過去問題集が存在しました。

それがFP技能士2級・重要過去問スピード攻略です。

この「FP技能士2級・重要過去問スピード攻略」は見開き左ページに問題、右ページに解説が載っていて、しかもその解説がやたら詳しくて丁寧という最高の過去問題集です。

かなりマイナーな問題集だと思いますが、どうしてみんな使わないのかわからないくらいの名著と言っていいでしょう。

私はこの過去問題集に文字通りすべてを賭け、問題と解説を2ヶ月弱、ひたすら読みまくることに専念しました。

FP2級試験に合格!学科も実技も80%以上!

そして、その結果、学科試験も実技試験も80%以上の得点率で合格しました。

正確には、実技試験だけは、試験直前に書店に並ぶ、TACの予想模試も使用しました。

「FP技能士2級・重要過去問スピード攻略」は本当に良い過去問題集なのですが、1つだけ弱点があって、実技試験の過去問の収録数がちょっと少ないんです。

そこで、その部分はTACの予想模試を1回分追加しておくことで補いました。

この過去問の問題と解説だけをひたすら読みまくるという勉強法を試してわかったのは、「過去問の解説を読んで内容を理解し、記憶している時に実力が付く」という仮説は間違っていなかったということです。

最初は、解説を読んでも意味がわからないところが大半でした。

しかし、2回・3回と繰り返し読んでいるうちに、だんだん理解できる問題が増えていき、試験会場ではスラスラと正解を選べるようになっていました。

もし、テキストを1から読むという勉強法を取っていたら、試験までに時間が足りず、不合格になっていたと思います。

もちろん、試験まで十分に時間があるという人は、テキストを読んでみるのもいいかもしれません。

ですが、勉強時間を十分に取れない忙しい社会人には、過去問題集を読みまくる勉強方法をおすすめします。

FP2級独学勉強法のまとめ

FP2級独学勉強法のまとめ

FP試験は、独学での合格を目指す人がとても多い試験です。

しかし、FP2級試験は、FP3級試験と比べて内容が難しく、「独学では合格できないかも・・・」と不安になっている人も多いのではないでしょうか。

確かに、世の中には、教材が十分でないマイナー資格や、論文や面接など、指導を受けた方が良い問題形式の試験もあります。

しかし、FP2級試験は人気試験のため、対策教材も充実しており、論文や面接など、指導してもらう必要がある問題形式での出題がないため、独学での合格が非常にしやすい試験になっています。

私も独学で合格できましたし、独学での合格を報告している人もたくさんいます。

ただ、FP2級試験の独学にはコツがあって、過去問の攻略に十分な時間をかけることが重要です。

十分な勉強時間が取れるならまだしも、忙しい社会人の場合は、過去問を中心に「出るとこ」に集中して勉強しなければ、時間切れになってしまいます。

あなたがFP2級に独学で合格したいのであれば、ぜひ、これらの点に注意して挑戦してみてください。

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