FP3級の受検お疲れさまでした!手ごたえはいかがでしたか?
FP3級試験を受検した後は、自分が合格しているかどうか、一刻も早く知りたいですよね。
そこで、日本FP協会・金融財政事情研究会(きんざい)それぞれの学科と実技の合格点や配点について解説します。
特にきんざいの実技は、問題によって配点が異なるので要注意!
解答速報の見方についても説明するので、この記事を読めば自分が合格しているかどうかがわかりますよ。
これからFP3級試験を受ける人も、FP3級試験の合格点や配点を知っておくことは大切なので、参考にしてください。
FP3級の合格点・配点

FP3級の合格ラインは、学科試験・実技試験ともに60%以上となります。
試験 | 団体 | 科目 | 満点 | 合格点 |
---|---|---|---|---|
学科試験 | 共通 | ー | 60点 | 36点 |
実技試験 | FP協会 | 資産設計提案業務 | 100点 | 60点 |
実技試験 | きんざい | 個人資産相談業務 | 50点 | 30点 |
実技試験 | きんざい | 保険顧客資産相談業務 | 50点 | 30点 |
FP3級の学科試験は、日本FP協会も金融財政事情研究会(きんざい)も共通問題です。
実技試験はFP協会ときんざいで異なる問題が出題され、きんざいで受検する人は「個人資産相談業務」と「保険顧客資産相談業務」のいずれかを選択します。
それでは、試験科目ごとに合格点や配点について詳しく見ていきましょう。
FP3級学科試験の合格点・配点

FP3級の学科試験は、日本FP協会で受検しても、金融財政事情研究会(きんざい)で受検しても共通の問題です。
FP3級の学科試験は60問出題され、すべての問題が1点、合計60点満点となっています。
FP3級試験の合格ラインは60%なので、36問正解すれば合格ということになります。
FP3級実技試験「資産設計提案業務」の合格点・配点(日本FP協会)

日本FP協会で受検した人は全員、実技試験として「資産設計提案業務」を受けることになります。
「資産設計提案業務」は20問出題され、すべての問題が5点、合計100点満点です。
FP3級実技試験「資産設計提案業務」の合格ラインは60%なので、12問正解すれば合格ということになります。
FP3級実技試験「個人資産相談業務」の合格点・配点(きんざい)

FP3級をきんざいで受検した人は、実技試験として「個人資産相談業務」と「保険顧客資産相談業務」のどちらかを選択することになります。
「個人資産相談業務」は15問出題され、50点満点となっています。
配点の内訳は、3点の問題が10問・4点の問題が5問です。
「個人資産相談業務」の合格ラインは得点率60%なので、正解した問題の数によって、合格・不合格は次のようになります。
正解 | 合格・不合格 |
---|---|
10問 | 合格 |
9問 | 4点問題を3問以上正解で合格 |
8問 | 不合格 |
15問中10問以上正解すれば、30点以上が確実となり、100%合格です。
9問正解した人が微妙で、5問ある4点問題のうち、3問以上正解していれば、合格点の30点を上回ることができます。
しかし、4点問題を2問以下しか正解できなかった場合は、不合格です。
- 4点問題を「3問/5問」正解→合格
- 4点問題を「2問/5問」正解→不合格
8問しか正解できなかった人は、例え4点問題をすべて正解していたとしても30点には届かないので、残念ながら不合格になります。
FP3級実技試験「保険顧客資産相談業務」の合格点・配点(きんざい)

FP3級試験をきんざいで受検した人で、「保険顧客資産相談業務」を選択した人の合格点・配点は上の図の通りです。
「保険顧客資産相談業務」は3点問題が10問、4点問題が5問出題され、合計50点満点となっています。
「保険顧客資産相談業務」の合格ラインは得点率60%なので、正解した問題の数によって、合格・不合格は次のようになります。
正解 | 合格・不合格 |
---|---|
10問 | 合格 |
9問 | 4点問題を3問以上正解で合格 |
8問 | 不合格 |
15問中10問以上正解すれば、30点以上が確実となり、100%合格です。
9問正解した人が微妙で、5問ある4点問題のうち、3問以上正解していれば、合格点の30点を上回ることができます。
しかし、4点問題を2問以下しか正解できなかった場合は、不合格です。
- 4点問題を「3問/5問」正解→合格
- 4点問題を「2問/5問」正解→不合格
8問しか正解できなかった人は、例え4点問題をすべて正解していたとしても30点には届かないので、残念ながら不合格になります。
FP3級試験の解答速報

さて、FP3級試験の合格点がわかったところで、気になるのは「自分が合格点を取れているかどうか」ということですよね。
そこで、合格点を取れているかどうか、答え合わせをして確認することにしましょう。
FP3級の模範解答は、試験当日の17時30分に、FP3級試験実施団体である日本FP協会・金融財政事情研究会(きんざい)のホームページで公表されます。
模範解答には配点も書かれているので、自分が合格点を取れているかどうか、正確にチェックすることができますよ。
FP3級試験の解答速報ページはこちら
FP3級試験が終わって答え合わせをする時は、FP3級試験実施団体である日本FP協会・きんざい(金融財政事情研究会)の模範解答を確認しましょう。
模範解答が掲載されているページはこちらです。
模範解答には配点も書かれているので、自分が合格点を取れているかどうかを正確にチェックすることができますよ。
模範解答は、FP3級試験当日の17時30分に公表されます。
まだ時間になっていない場合は、もう少し待ってくださいね。
FP3級試験合格点のまとめ

FP3級試験の受検、お疲れさまでした!
FP3級試験は、学科試験も実技試験も、すべての試験で60%の得点が取れていれば合格点ということになります。
学科試験と日本FP協会の実技試験は、すべての問題が同じ配点なので、単純に6割の問題に正解していれば合格です。
金融財政事情研究会(きんざい)の実技試験は少しややこしくて、3点問題と4点問題の2種類が存在します。
そのため、10問正解していれば間違いなく合格ですが、9問正解の場合は、4点問題を3問以上正解できているかどうかで合否がわかれてきます。
自分が合格点を取れているかどうかは、FP3級試験当日に公式の模範解答がホームページ上で公開されるので、そちらでチェックしてくださいね。
皆さんの合格をお祈りしています。
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