MENU
針井 真
FP3級独学コーチ
FP3級・FP2級に1ヶ月で合格した経験をもとに、FP試験の独学方法をガイドします!

■FP3級成績(93.3%)
・学科:55/60点
・実技:95/100点

■FP2級成績(86.8%)
・学科:51/60点
・実技:88/100点

■Amazon Kindle出版
FP3級実技直前対策模試

【FP3級】合格に必須!FP3級過去問(解答・解説)の入手方法と使い方

当ページのリンクには広告が含まれています。
テスト

資格試験合格のコツは、何といっても過去問の攻略ですよね。

もちろん、FP3級も過去問の攻略が合格への第一歩です。

そこで、本日は、FP3級の過去問を使って勉強したい人、力試しや苦手の発見のために本番形式で過去問を解きたいと思っている人のために、過去問の入手方法とそれぞれのメリット・デメリットについて解説します。

目次

【FP3級】合格に必須!FP3級過去問(解答・解説)の入手方法と使い方

FP3級過去問入手方法は、主に次の3つです。

  1. 試験実施団体の公式ホームページからダウンロードする
  2. 過去問集を本屋で買う
  3. 模試で代用する

これらの方法にはそれぞれメリットデメリットがあり、目的によって使い分けることをおすすめします。

それでは詳しく見ていきましょう。

試験実施団体の公式ホームページからダウンロードする

FP3級の学科試験・実技試験ともに、試験実施団体の公式ホームページで、解答とともに過去問が公開されています。

メリット

公式ホームページからダウンロードするメリットは、無料であるということです。

模範解答もついているので、答え合わせをすることもできます。

デメリット

デメリットは、解説が一切ついていないことです。

わからなかった問題を復習して理解したいと思ったときに、解説がないため、テキストなどを使って自分で調べる必要があります。

過去問集を本屋で買う

本屋に行けば、FP3級の過去問集がたくさん並んでいます。

これらを購入するという方法があります。

メリット

本屋で購入できる過去問集のメリットは、詳しい解説がついていることです。

問題を解いてわからなかった時には、解説を読んで理解することができるため、実力をつけるための勉強に向いています。

デメリット

FP3級の場合、本屋に並んでいる過去問は、本番形式ではなく、重要な過去問を厳選して分野別に収録したタイプのものがほとんどです。

実力をつけるための勉強にはとても向いているのですが、本番形式で今の自分の実力をはかりたいと思っている人には不向きな形式です。

また、当然ながら本ですのでお金がかかります。

相場は1冊、1,500円前後です。

模試で代用する

過去問ではないのですが、次の試験を予想した模擬試験が本屋で売られています。

これで過去問の代用をするという方法もあります。

メリット

模試のメリットは、本番とまったく同じ形式となっていることです。

模試によっては、本番同様、マークシートまでついていることもあります。(ただし、本番のマークシートとは大きさや形が少し違うことが多い。)

さらに、過去問集と同等とまでは言えませんが、解説がついているので、わからなかった問題も復習しやすくなっています。

デメリット

次の試験に出そうな問題を掲載した模試ですので、過去問と同じ問題(FP3級は過去問が繰り返し出題されるため)も収録されていますが、まったくのオリジナル問題も収録されています。

その点で、純粋な過去問ではありません。

また、模試ですのでお金がかかります。

例えば、TACの直前予想シリーズですと、1冊、1,700円ほどのお値段です。

内容は学科試験3回分と実技試験1回分、さらに計算問題特集が収録されています。

いったいどれを使えばいいのか

  1. 試験実施団体の公式ホームページからダウンロードする
  2. 過去問集を本屋で買う
  3. 模試で代用する

以上、3つの過去問の入手方法をご紹介しましたが、どれも一長一短。

いったいどの方法で過去問を手に入れたらいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、過去問を使う目的にあわせて、どの方法で手に入れるのがおすすめか、ご提案したいと思います。

①実力をつけるために日常学習で使いたい

日々の学習で使う場合は、「2.過去問集を本屋で買う」方法がおすすめです。

実力をつける段階では、必ずしも本番形式に慣れる必要はなく、充実した解説を利用して、理解しながら重要事項を覚えていくことが大切だからです。

この目的にぴったりなのが、本屋で売っている過去問集なのです。

②今の自分の実力や弱点を知りたい

今の自分の状態から、合格ラインまでの距離を知りたい。

自分の弱点分野を知りたい。

このような目的のために過去問を使用する場合は、「1.試験実施団体の公式ホームページからダウンロードする」方法が良いと思います。

「合格ラインギリギリだから、もっと勉強時間を増やさなくちゃいけない」と自覚したり、「この分野が全然わかっていないから、強化しよう」と今後の勉強計画を立てたりするために使用するのであれば、解けた問題・解けなかった問題がわかれば十分です。

そのため、解答がついていて、かつ無料の公式ホームページの過去問で十分ではないでしょうか。

③今の自分の実力や弱点を知った上で、復習もしっかりしたい

過去問を使う目的は「②今の自分の実力や弱点を知りたい」と同じなのですが、せっかく問題を解いた以上、解きっぱなしにするのではなく、復習をしてわからなかったところをわかるようにしておきたいという人もいるのではないでしょうか。

そういう人には、「3.模試で代用する」方法がおすすめです。

模試は過去問とオリジナル問題が混ざっているので、完全な過去問ではないのですが、本試験の難易度とそれほど大きくずれることはなく、実力をはかるという目的は十分に満たしてくれると思います。

また、解説もあるので、公式ホームページで公開されている過去問と比較すると、はるかに復習がしやすいです。

関連記事

[blogcard url=”https://financial-advice.jp/fp3-studying/”]

[blogcard url=”https://financial-advice.jp/fp3-textbook/”]

まとめ

FP3級の過去問を手に入れたいと思っている人へ、過去問入手の3方法とそれぞれのメリット・デメリットを解説しました。

本番形式と分野別それぞれの形式で過去問が収録されていて、詳しい解説がついていて、しかも無料!

そんな最強の過去問があればいいのですが、残念ながらそれは存在しません。

そこで、日常の勉強に使いたい、力試しをしたいなど、目的にあわせて、最適な過去問の入手方法を選択することが大切です。

ぜひ、自分の目的にあった過去問を手に入れて、FP3級合格に役立ててください。

目次