
こんにちは。FP3級に93.3%の得点で合格した針井です
- FP3級を受けるかどうか迷っている・・・
- FP3級ってどれくらい役に立つのかな?
- FP3級は取っても意味ないってホント?
FP3級は人気の資格ですが、「取っても意味がない!」という人もいて、受けるべきか悩んでしまいますよね。
そこで、FP3級を取得するメリットと、「取っても意味ない派」の意見の両方を解説します!
- FP3級を取得するメリット3選
- FP3級「意味ない派」の意見3選
- 実際にFP3級に合格した人の感想
FP3級を受けようかどうか迷っている人も、この記事を読めば、自分にFP3級が必要かどうかがわかりますよ!
FP3級は役に立つ!取得メリット3選!


FP3級は多くの場面で役に立つ資格です。
なぜなら、お金に関するあらゆる知識を基礎から学ぶことのできる資格だから。
- 生活
- 仕事
- 就職・転職
FP3級を取得することで、どんな場面で得をするか、具体的にイメージしていきましょう!
FP3級は生活・仕事・転職で役に立つ
FP3級を取得することで、日常生活や仕事の業務、就職や転職に生かすことができます。
それぞれの分野で役に立つ具体的な場面は次の通りです。
- 保険契約
- 資産運用
- マイホーム購入
- 金融系の業務
- 不動産系の業務
- 労務系の業務
- 就職・転職
これらの場面の中でFP3級がどのように生きてくるのか、わかりやすく説明しますね。



これだけあれば、1つくらいは当てはまりそう!
保険契約
結婚したり子供が生まれたりすると、保険のことを真剣に考える必要があります。
そんな時に、FP3級で学んだ保険の知識がとても役に立つのです!
- 保険の種類がわかる(生命保険・損害保険・医療保険)
- 保険の専門用語がわかる(リビングニーズ特約・ソルベンシーマージン比率)
- 保険で税金が得になる制度がわかる(保険料控除)
FP3級の知識があれば、保険の販売員と対等に話すことができますよ。



不要な保険に入ることも防げる!
資産運用
資産運用(投資)に興味はあっても、「実際にどうすれば良いのかわからない!」という人も多いですよね。
そんな人は、FP3級を勉強すれば投資の基礎知識が身につきます。
- 基本的な経済用語がわかる(円安・円高)
- 基本的な金融商品がわかる(株式・債券・投資信託)
- 金融商品の特徴が理解できる(各種指標や性質)
FP3級で基礎を身につければ、あとは自分で投資の勉強ができるようになりますよ。



FP3級取得後は投資の専門書を読もう
マイホーム購入
結婚してそろそろマイホームが欲しいかも・・・と考えている人にも、FP3級の知識は大活躍します。
なぜなら、FP3級の中で不動産は大きなテーマだから。
- 住宅ローンの仕組みがわかる(金利や返済方法の種類)
- 不動産の登記の見方がわかる(不動産登記簿)
- 不動産に関する税金がわかる(不動産取得税など)
マイホーム購入の際には知っておかないとヤバい知識ばかりです。



勉強する機会がないからFP試験を活用しよう
金融系の業務
FP3級は、日常生活だけでなく、金融系の仕事で業務を行うときにも役に立ちます。
FP3級ではお金の知識全般を学ぶので、金融系の業務に直結するからです。
- 保険の販売に関わる業務
- 金融商品の販売に関わる業務
- 住宅ローンの契約に関わる業務
これらの職場では、FP3級の合格が必須となっている場合もあります。



もちろん、FP事務所の仕事にも役立つね
不動産系の業務
FP3級は、不動産に関わる仕事をしている人にもおすすめの資格です。
なぜなら、FP3級ではいろいろな角度から、不動産のことを学ぶから。
- 不動産の販売に関わる業務
- 建築に関わる業務
- 住宅ローンの契約に関わる業務
不動産系の資格としては「宅地建物取引士(宅建)」が有名ですが、その入門資格としてもおすすめです。



住宅ローンはFPの方が詳しく学べるよ
労務系の業務
FP3級は労務系の事務職をしている人にも役立つ資格です。
なぜなら、公的保険や公的年金など、労務の仕事に必須の知識を学ぶから。
- 公的医療保険がわかる(健康保険・出産手当金)
- 雇用保険・労災保険がわかる
- 公的年金・企業年金がわかる
労務系の資格としては「社会保険労務士」が有名ですが、その入門資格してもおすすめです。



社会人なら知っておくべき知識だよ
就職・転職で有利
FP3級は、条件付きですが就職・転職で有利になります。
それは、FP2級へのステップアップとして使う場合です。
- FP3級を優遇する求人は少ないが、FP2級を優遇する求人はある
- FP2級を受検するためにFP3級合格が必要
- 新卒なら仕事内容によってはFP3級も評価される可能性あり
転職では資格よりも実績・経験が重視される場合が多いですが、志望する会社がFP資格を優遇していたり、業務の関連性が高ければ、有利になる可能性がありますよ。



転職に使うならFP2級も狙おう!
FP3級が役立つ場面は多い
これまで見てきたように、FP3級が役立つ場面はとても多いです。
その理由は、FPという資格が、お金に関する知識全般という広い範囲を扱う資格だから。
- 保険契約
- 資産運用
- マイホーム購入
- 金融系の業務
- 不動産系の業務
- 労務系の業務
- 就職・転職
もし、1つでも自分に当てはまりそうな場面があれば、ぜひFP3級を受検してくださいね。
FP3級は役に立たない?「意味ない派」の意見3選!


一方で、FP3級は取っても役に立たないという意見もあります。
その理由は、FP3級という資格自体が、社会で通用するものではないからです。
- FP3級は誰でも取得可能
- 就職・転職で加点されない
- FP3級は取得コストが高い
「FP3級に合格しさえすれば、就職や転職、仕事で評価される!」というものではないので、注意してくださいね。
FP3級は誰でも取得可能
FP3級試験は、誰でも合格可能な資格です。
きちんと勉強すれば、ほとんどの人が合格できるように作られています。
- 60%得点した人は全員合格
- 〇×問題や3択問題で得点しやすい
- 実際に受検した人の半分以上が合格
合格しやすい資格ということは、希少価値が少ない資格ということもできます。



FP3級の合格自体にあまり価値はない!
FP3級の難易度は次の記事で詳しく解説しています。
»【高得点合格者のホンネ】FP3級の難易度は簡単すぎ?難しい?
就職・転職で加点されない
FP3級の取得は、就職や転職で有利になることもあまりありません。
合格率が高く、その気になれば誰でも取得可能な資格だからです。
- FP3級ではその人の能力をはかれない
- FP3級が実務に直結するわけではない
- FP3級の資格がないと業務ができないわけではない
医師や弁護士とは違って、「FP資格がないとやってはいけない仕事」というものが存在しないのも、評価されにくい理由です。



FP2級まで取得すれば評価される場合もあるよ
FP3級は取得コストが高い
FP3級は誰でも合格可能とはいうものの、取得するのにそれなりにコストがかかります。
ある程度は勉強しないと合格は難しいですし、受検料や教材費もかかるからです。
項目 | 金額 |
---|---|
参考書 | 1500円~2000円 |
通信教育 | 数千円~数万円 |
受検料 | 6000円 |
勉強時間 | 80時間~150時間 |
これだけのコストをかけて取得する価値があるかどうかは、それぞれが考えたいですね。



時間も大切な資産だよ
FP3級を受ける目的をはっきりさせることが大切
FP3級を受ける場合は、目的をはっきりさせることが大切です。
なぜなら、FP3級に合格すれば、無条件にあなたの役に立ってくれるわけではないから。
- 資格の希少価値は低い
- 就職・転職で優遇されにくい
- 取得するにはお金も時間も必要
「それでもFP3級を取得したい!」と思える理由があれば、ぜひがんばって合格を目指してくださいね!
FP3級は役に立つ派の声


FP3級の資格は、日常生活・仕事・就職や転職など、様々な場面で役に立つ可能性を秘めています。
そこで、実際にFP3級に合格した方々がどんな場面で役に立ったのか、実例を紹介していきます。
サトさん(コレハジ)
FP3級の勉強は、家計管理をしっかりやりたい主婦の人におすすめできると書かれています。
実際に、FP3級に合格された主婦の方から「役に立った!」という声も聞かれたそうです。
- 家計管理に自信が持てた
- 自分で資金計画(ライフプラン表)を作成できた
- 子供に「勉強しなさい」という説得力を持てた
FP3級の合格証書はそれほど役に立つことはありませんが、勉強して得た知識は一生モノの財産ですね。
ふなふなふぁみりーさん(ふなふなふぁみりー)


FP3級を取得することで、日常生活に良い影響があったそうです。
- お金や保険に対しての苦手意識がなくなった
- 家計管理に活かせた
- 給付金や控除などの制度を知ることができた
FP3級の知識を生かして、経済ニュースを読む・投資をはじめる・保険を見直す・キャッシュフロー表を作ってみるなど、行動に移しているのが素敵ですね。
FP3級は役に立たない派の声


FP3級は、取得しても役に立たないという意見も多く聞かれます。
そこで、FP3級が役に立たない派の声も紹介していきます。
シーウィードさん(こびと株.com)


FP資格が使えない7つの理由について、体験談も交えて詳しく解説されています。
- 就職・転職の役に立たない
- 難易度が低い
- 仕事で使えない
- 収入は増えない
- 取得にコストがかかる
- 独占業務がない
- FPを名乗るのに資格が不要
一方で、FP資格で勉強する内容自体は、「教養資格としては優秀」で意味があるとされています。
豆作さん(しょぼいサラリーマンが悠々自適を叶えるまで)


FP3級という資格には「意味」はあるが、「価値」はないという納得の意見です。
- 受検者数が多く、合格率が高いため有資格者は溢れている
- 就職・転職・昇進・独立に役立つことはない
- FP2級までステップアップすれば価値が出てくる
ただし、FP3級で勉強する内容自体にはとても意味があるとされています。
FP3級のメリットと「意味ない派」のまとめ


FP3級資格は、日常生活・仕事・転職(FP2級へのステップアップという条件付き)といった様々な場面で役に立つ仕事です。
一方で、受検資格も特になく、毎年たくさんの人が合格しているので、資格を持っていること自体にあまり意味はありません。
- 保険契約・投資・マイホーム購入に役立つ知識が身につく
- 金融・不動産・労務系の仕事で業務に直結する
- FP2級にステップアップすれば転職で優遇されることも
- FP3級は誰でも受検可能・高合格率で希少価値はない
- FP3級では就職・転職で評価されにくい
- 受検料・教材費・勉強時間などのコストがかかる
FP3級を受検するコストよりも、大きなメリットが得られそうと感じたら、ぜひFP3級に挑戦してみてくださいね!