【2018年決算発表】大塚家具の危機的経営状態を最新リポート!

2015年のいわゆる「お家騒動」以降、経営状況が危機的に悪化していると報じられている大塚家具。

その大塚家具の、最新の2018年12月決算が発表されました。

大塚家具のニュースを見れば、「売上激減」「大赤字」「経営危機」などの文字が並びますが、実際にはどこまで経営状況は悪化しているのでしょうか?

決算データを見ながら解説していきましょう。

大塚家具の危機的経営状態をデータで見る

最新の決算データが公開されたので、次の3つの観点から大塚家具の最新の経営状態を分析していきましょう。

  • 営業利益(本業の儲け)
  • 純利益(最終的な儲け)
  • 純資産(会社の資産から負債を引いたもの)

営業利益(本業の儲け)

まずは、営業利益、つまり、本業の家具販売でどれだけ儲けたかを見ていきます。

2015年にはかろうじて黒字を確保していたのが、2016年以降は大赤字に転落しています。

しかも、その赤字額は年々増加。

2018年には、去年の記録的な51億3600万円という赤字をさらに更新する結果となってしまいました。

大塚家具は、3年連続で、本業でまったく儲けられていません。

純利益(最終的な儲け)

続いて、純利益、つまり最終的な儲けを見ていきましょう。

会社活動を行う上では、本業の他に、会社の資産を売って儲けたり、本業とは関係のない損失(災害など)が発生することもあります。

それらを総合した、最終的な儲けが純利益です。

こちらが、その純利益のグラフです。

純利益も、2015年はわずかに黒字であったのが、2016年以降大きな赤字に転落しています。

2017年は驚きの72億円の赤字でしたが、2018年は32億円の赤字にとどめました。

本業が51億円の赤字なのに、最終的な赤字が32億円ということは、本業以外の何かで、赤字を埋めているということです。

大塚家具の決算補足資料によりますと、大塚家具は持っていた土地や建物、株式や債券を売却して赤字幅を縮小しているとのこと。

でも、そんなことをしていたら、会社の資産がどんどんなくなってしまうのではないでしょうか。

というわけで、次は会社の純資産を見てみましょう。

純資産(会社の資産から負債を引いたもの)

純資産というのは、文字通り、会社の純粋な資産のことです。

例えば、今あなたは手元に100万円のお金があるとします。

しかし、このうち20万円は借金して手に入れたお金だったとします。

すると、この借金20万円は、いずれ返さなければいけません。

そのため、自分の純粋なお金は、100万円-20万円で、80万円ということになり、これが純資産です。

イメージできましたでしょうか。

それでは、大塚家具の純資産の推移を見てみましょう。

すごい勢いで減っています。

2015年にはこれまで積み上げてきた純資産が300億円を超えていたのに、この3年間で半分以下に減ってしまいました。

毎年本業が大赤字では、会社の資産が減っていくのは仕方のないことです。

逆に言えば、これまで積み上げてきた資産があったから、3期連続の大幅赤字に会社が耐えられているという見方もできるでしょう。

でも、2019年も同じペースで赤字を出し続けると、さすがにそろそろやばい気がします。

まとめ

以上、会社経営を巡る派手な親子げんかで世間を騒がせた大塚家具のその後を追ってみました。

お家騒動の末に創業者であるお父さんが会社を去り、娘さんが社長になってから、大塚家具は苦戦を強いられています。

最新のデータでも明らかになったように、2018年も大塚家具の経営状態は回復することはなく、むしろ悪化しています。

2019年は、大塚家具にとって、いよいよ正念場の年となりそうです。

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