インデックス投資以上の利益を求めて「心が病めば投資も病む」

メンタル

シンプルインデックス投資法に至るまでの私の紆余曲折・試行錯誤の歴史をお話しする企画の第4話です。

私の10年間の投資経験をお話しすることで、これから投資を始める皆さんのお役に立てれば幸いです。

第1話はこちら。

8資産均等ポートフォリオから、利回り重視ポートフォリオに進化(?)させ、インデックス投資はますます軌道に乗っていきます。

しかし、その裏で私の投資を蝕む、ある深刻な事態が発生していました・・・。

インデックス投資以上の利益を求めて「心が病めば投資も病む」

インデックス投資は順調だったのですが、当時の私は仕事が原因で精神も肉体も病んでいきます。

その結果、いつしか、「投資で一発大儲けして、この生活から早く逃げ出したい」という思考にはまってしまうのです。

そして、手を出してしまったのがFXでした。

最初に就職したのはブラック企業

私が新卒で就職した企業は、ブラック企業でした。

私の就職先を周囲に話すと、「良いところに決まってよかったね」と言ってもらえるようなところでしたので、世間一般にブラック企業と認知されているところではありませんでしたが、私が配属された事業所が、運悪くかなりのブラック体質でした。

まず、定時に帰れたのは最初の数日だけで、1週間もすると夜の11時まで残業するようになりました。

酷い時には1日21時間、職場に拘束されることもあり、休日も「自由意思で無給で出勤する」ことがあからさまに要求されることもありました。

なお、どれだけ残業してもタイムカードは上司によって書き換えられ、残業代が支払われることはありませんでした。

心身ともに病んで転職

こんな生活をなんとか若さで乗り切っていましたが、3年目に心身ともに異常をきたします。

私は身長が170cmを超えているのですが、体重は45kgまで減りました。

また、うつ症状も出るようになり、出勤するのが困難になっていきました。

まあ、今考えれば当たり前だと思うのですが、新卒で他の職場を知らず、世間的には評価の高い企業でもったいないというのもあり、頑張りすぎてしまいました。

結局心身ともに病んでしまい、その職場を退職。

転職することになります。

転職先でも病む

転職する際の条件はただ1つ、給料は高くなくても良いから、「楽なこと」でした。(いろいろな意味で)

面接の時にも、前述のような職場環境に耐えられず辞めたことを正直に伝え、労働環境を確認しました。

そうして入った新しい会社では、先輩方にも恵まれ、また無理な労働をして体を壊すようなこともなく、やっと心を落ち着けて働けるようになりました。

しかし、その数か月後、私の働きが認められたのか、部署を1つ任されることになってしまいます。

ありがたい話ではあったのですが、仕事は一気に厳しくなりました。

難しいトラブルを抱えることもありました。

前職で疲弊した精神もまだ完全には癒えてはおらず、私はこんな思考に陥ってしまいます。

「ああ、職場を変えても、仕事をしている限り苦しみから逃れることは出来ないんだ・・・。」

FXに手を出すも儲からず

その時も、インデックス投資は続けていました。

しかし、インデックス投資は手っ取り早く儲けることはできないということを、私は身に染みてわかっていました。

ですが、心はもう限界で、とにかく一刻も早くお金を稼いで仕事から逃げ出したいという心境に陥っていました。

そこで、私はFXに手を出してしまいます。

私にとって、FXはレバレッジをかけられるということもあり、ハイリスクハイリターンの象徴でした。

これなら、一発逆転もあるんじゃないかと思って手を出したのです。

インデックス投資は続けながら、まずは余裕資金でFXに挑戦してみました。

効率的市場仮説をまだ信じていましたので、相場の先行きを読むことはせず、資金管理でなんとか利益を出せないかと考えた私は、まずは機械的なナンピン投資に挑戦します。

この方法はコツコツと儲かったのですが、いざ相場が下落局面となり、ナンピンによって含み損が膨らんでくると、恐怖に耐えられなくなって損切りしてしまい、典型的な「コツコツドカン」の取引となって失敗しました。

その後は効率的市場仮説をいったん捨ててみようと考え、テクニカル分析を勉強し、金曜の夜から土曜の朝までチャートとにらめっこしてみたりもしましたが、結局満足できる利益を得ることはできませんでした。

まとめ

インデックス投資の方は順調に利益を上げることが出来ていましたが、その裏で、仕事によって私の心身はボロボロになっていきました。

ついには仕事を続けられなくなり、転職して一時的には楽になったものの、転職先でも徐々に責任のある仕事を任されるようになり、癒えきっていない精神が悲鳴をあげます。

そんな私は、なんとかこの状況を投資で一発当てることによって打破したいと考え、私にとってハイリスクハイリターンの象徴であったFXに手を出すのです。

しかし、FXの世界は非常に厳しく、私のような人間が利益を出せる世界ではありませんでした。

そんな時、私はFXである投資法と運命的な出会いをしてしまうのです。

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