インデックス投資を再開!「シンプルインデックス投資法ついに誕生」

シンプル

シンプルインデックス投資法に至るまでの私の紆余曲折・試行錯誤の歴史をお話しする企画の第10話です。

私の10年間の投資経験をお話しすることで、これから投資を始める皆さんのお役に立てれば幸いです。

第1話はこちら。

「シンプルインデックス投資法」開発までの歴史も第10話となり、今回がいよいよ最終話となります。

さて、住宅購入のためにいったん、インデックスファンドを全解約した私。

住宅購入にかかる支払いが一段落したところで、一からインデックス投資を再開することにします。

インデックス投資を再開!「シンプルインデックス投資法ついに誕生」

インデックス投資を再開するにあたって、私は「せっかくポジションがきれいになって、一から投資を再開するのだから、これまでの経験を生かして、自分が納得して長期間運用できるアセットアロケーションを作ろう」と考えます。

そして、試行錯誤の末についに誕生したのが、シンプルインデックス投資法なのです。

高配当銘柄投資を考える

インデックス投資を再開するにあたって、まずは国内の高配当銘柄に分散投資することを考えました。

「株の配当で生活する」・・・とても魅力的な言葉だと思いませんか?

現在、日本株の配当利回りは全体的に上がってきています。

十分な資産があれば、株の配当だけで普通のサラリーマン並の年収を確保することも不可能ではないのです。

この投資方法の概要はこんな感じ。

  • 生活防衛資金を残し、できるかぎり給料や貯金を株式投資に回す
  • 高配当銘柄に分散して投資をする
  • 給料の範囲内で生活し、配当は再投資して複利でどんどん増やす
  • 子供の教育費など、給料で足りない場合は配当金も使う

例えば投資額が1000万円あり、利回りが3%であれば、年収を30万円押し上げる効果があります。

これは結構でかくないですか?

このように、うまく行きそうな投資法に見えるのですが、私は結局次のような理由でやめることにしました。

  • 世界的な不況や株価暴落が発生する可能性は今後もある
  • そうなると、企業が支払っている配当がどうなるかも予測できない
  • 不況・配当が入ってこない・ほぼ全資産を投じている株式が大きく値下がり・自分が勤めている会社も倒産・子供の教育費が必要な時期に突入などがフルコンボで発生したら、人生詰むのでは?

このように考えると、今の水準の配当が未来永劫続き、仕事も安定していることを前提に投資を行うのは危険だと判断したのです。

過去のリスクの取り過ぎを反省

昔の私なら、「えいやっ!」と配当狙いの株式集中投資に踏み出してしまっていたかもしれません。

しかし、私も経験を積みました。

守るべき家族もできました。

私は、過去にリスクを取り過ぎていたことを反省しています。

独身時代、資産の大部分を投資にあてるという無茶な行動をしても私が生き残れたのは、株式市場が右肩上がりの上昇期だったからです。

もし、暴落が来ていたら、あれだけのリスクを取っていた私が、投資を続けることができたかは正直微妙なところです。

「今後は、暴落が来ても、配当が出なくなっても、投資を続けられることを第一に考えた投資をしよう。投資によって生活するのではなく、生活を助けるための投資をしよう。」

私は過去10年の投資を振り返って、こう反省しました。

その反省を生かす投資を探したのです。

リスクは株式で取る

そう考えた時、私に残った選択肢はやはりインデックス投資でした。

それも、過去の自分のように複雑にこねくりまわしたようなインデックス投資ではなく、できるだけシンプルなインデックス投資をしたいと考えました。

手間がかかる複雑な投資というものは、投資熱がある時期は良いのですが、そうでない時期は続けるのが難しいからです。

これから30年以上投資を続けようと思っているのですから、投資のことばかり考えていられない時期も必ずあるはずです。

そこで、まずは投資対象を株式一本に絞ることにしました。

リスク資産には、ハイリスク・ハイリターンと言われる株式や、ミドルリスク・ミドルリターンと言われるリート、ローリスク・ローリターンと言われる債券があります。

これに、インフレを無視すれば実質ノーリスクの預金や日本国債を加えて、リスクを調整します。

しかし、こんなにたくさんの資産に分散投資するのは複雑です。

そこで、一番ハイリスク・ハイリターンで、歴史が古く、研究も豊富で実績がある株式のみをリスク資産とし、アセットアロケーション全体のリスクは、その株式と無リスク資産(預金等)のバランスで取るのがもっともシンプルで、成果が出るはずだと考えました。

最適な投資割合は【現金70%・全世界株30%】

さて、投資対象が決まれば、あとは現金と株式の割合をどうするかが問題です。

できるだけ株式の割合を高めた方が、期待リターンは高くなります。

しかし、株式の割合を高めれば高めるほど、暴落時に受ける金額的な損失は大きくなります。

「出費がかさむライフイベントがこの先発生せず、仕事も定年まで安定していて、ずっと健康で、どんな大暴落が来ても精神的に耐えられさえすれば乗り切れる。」

そんな状況が約束されているのであれば、当面の生活費を残してあとは全部投資に回したとしても、私はインデックス投資を続ける自信があります。

しかし、実際には、この先子供の教育費という出費の大きなライフイベントもありますし、10年・20年先の会社の状況なんて予測できませんし、健康であり続ける保証もありません。

そこで、できるだけ投資割合は高めておきたいけども、最悪の事態が発生した場合でもなんとかなる程度のリスクにとどめておく必要があるわけです。

それを踏まえて、私は10%刻みでシミュレーションをしてみました。

まずは、現金50%・株式50%で、株価が半分になる大暴落が来た場合。

単純に100万円の資産を持っていた場合で考えると、株式50万円が25万円になるので、25%の25万円の損失です。

つまり、現金50万円・株式25万円になるということですね。

しかし、話はこれで終わりません。

暴落によって株式の割合が大きく下がったので、リバランスを行います。

すると、現金37.5万円・株式37.5万円になります。

暴落時に、あなたはこれを、躊躇なくできるでしょうか。

これだけの暴落が発生しているわけですから、世界的な大不況。

あなたの会社も、ボーナスの支給停止などがあるかもしれません。

そう考えると、私はなかなか難しいのではないかと考えました。

おそらく、多くの日本人のリスク許容度から言っても、受け入れられない人が多いのではないかと思います。

そうして株式への投資を10%ずつ減らしながらシミュレーションしていき、これなら運用できると考えたのが、現金70%・株式30%のアセットアロケーションです。

この場合、先ほどと同じ株価が半分になる暴落が発生した場合、損失は15%の15万円になります。

つまり、現金70万円・株式15万円となりますね。

リバランスした結果は、、現金59.5万円・株式25.5万円になります。

どうでしょう?先ほどとは随分景色が違って見えませんか?

もちろん、もっと株式の割合を減らせば、暴落時の負担をさらに減らすことは出来ます。

しかし、出来る限り株式の割合は高めておきたいのです。

そう考えた場合、このあたりがギリギリ許容できる範囲ではないかと考えたわけです。

もちろん、これは私のリスク許容度・感性をもとに決めた値です。

しかし、同時に、投資割合をどうやって決めたら良いかわからない多くの日本人にとっても、実用性のある投資割合ではないかということにも気づきました。

いまさら、つみたてNISAの存在を知る

さて、株式に投資することが決まりました。

アセットアロケーションも決まりました。

次はいよいよ実際の投資に移る段階ですが、「そういえば、NISAとかいう非課税制度があったよな。せっかくだし良さそうだったらこの機会に使ってみようかな」と思い立ち、NISAについて調べてみることにしました。

す・る・と!なんとつみたてNISAという制度が誕生しているではありませんか!(オイ)

20年間で最大800万円非課税という強力な制度で、一からインデックス投資を再開するという私にとって、これ以上ない制度でした。

早速つみたてNISAの口座を開設しました。

タイミング良くeMAXIS Slim全世界株式オール・カントリーが登場

つみたてNISAの口座を開設し、あとは投資信託を買うだけです。

しかし、ここでひとつの問題が発生しました。

株式は全世界株式の時価総額加重平均指数に投資することが、有名な学者や理論によって推奨されています。

私もその通り投資をしようと思っていたのですが、全世界株式に投資するインデックスファンドが少ない!

いくつかあったのですが、やたら信託報酬が高かったり、ベンチマークとの乖離率が酷かったり、信託報酬はいい感じなのに、実質コストが高いという噂だったりと、どれも決め手に欠けるファンドたち・・・。

TOPIXのインデックスファンドと全世界株式(日本除く)の2つを使って手作りするという方法もありましたが、手間が増えて面倒くさい・・・。

そんな時、彗星のように現れることになったのが、eMAXIS Slim全世界株式オール・カントリーです。

全世界株式クラスで最安水準の信託報酬と、運用に定評のあるeMAXISシリーズということで、私がインデックス投資を再開するタイミングで、やりたい投資を実現する環境が偶然にもちょうど整ったのです。

こうして、シンプルインデックス投資法、そしてそれを実行する環境が誕生したのでした。

まとめ

住宅購入のために一度ポジションを解消し、一からインデックス投資を再開することになったことで、これまでの経験を振り返って、今後継続的に続けていける投資とは何かを徹底的に考えました。

その結果が、現金70%・全世界株式30%というシンプルなアセットアロケーションのインデックス投資だったのです。

そして、リスクを抑え、暴落も乗り越えて、ずっと続けていけるインデックス投資は何かということを考えて生み出した結果、この投資方法は多くの日本人が使えるのではないかということに気づき、こうしてシンプルインデックス投資法として発信することにしたのです。

この投資法は一見単純に見えますが、私の10年の投資経験によって洗練した形ということもできるのではないかと思います。

私の10年を踏み台にして、多くの人がこの投資法で生活を豊かにしていただければ、嬉しく思います。

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