たわらノーロード全世界株式の売れ行きは?eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)とどっちを買うべき?

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日本を含む全世界株式インデックスファンドの中で、もっとも低コストな商品は、長らく「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」でした。

その全世界株式カテゴリに、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)よりも安い信託報酬を引っ下げて、突如として殴り込みをかけてきたのが「たわらノーロード全世界株式」です。

はたして、新規参入のたわらノーロード全世界株式は売れているのか?

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) とどちらを購入すれば良いのか?

迷っている方は必見です。

詳しく解説していきましょう。

たわらノーロード全世界株式の売れ行きは?eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)とどっちを買うべき?

最安値の信託報酬で全世界株式カテゴリに参入してきた「たわらノーロード全世界株式」ですが、売れ行きは実はあまりよくありません。

そして、私は今後も「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を購入することをおすすめします。

たわらノーロード全世界株式は、なぜ売れなかったのか?

そして、どうして今後もeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)がおすすめなのか?

その理由を解説しますね。

信託報酬最安値でたわらノーロード全世界株式が参入!しかし、 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) がすぐに値下げ発表。

日本を含む全世界株式というカテゴリは、あまりインデックスファンドの参入がありません。

そんな中、突如、カテゴリ最安値の信託報酬での参入を発表したのが、「たわらノーロード全世界株式」です。

それまでの信託報酬の最安値は、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の0.142%(税抜)でした。

それに対し、たわらノーロード全世界株式は、信託報酬0.12%(税抜)での設定だったのです。

これにより、たわらノーロード全世界株式が、全世界株式カテゴリでのコスト最安値ファンドとなり、覇権を握る「はず」でした。

しかし、「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続けるファンド」と宣言しているeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、これを許しません。

即座に、たわらノーロード全世界株式と同じ信託報酬まで値下げをすることを発表しました。

こうして、同率1位の低コストファンドが並び立つ状況になったのです。

結果、たわらノーロード全世界株式設定後の売れ行きはどうだったのでしょうか。

たわらノーロード全世界株式は、全然売れなかった・・・。

こうしてeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)と信託報酬の安さ同率1位(正確には、販売時はたわらの方が安かったですが、すぐにeMAXISが追いつきました。)での船出となった、たわらノーロード全世界株式。

はたしてどうなるかと思って見ていましたが、これがサッパリ売れませんでした。

2019年8月16日現在の最新のSBI証券販売金額ランキングがこちらです。

  • eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 13位
  • たわらノーロード全世界株式 123位

桁が1つ違う。(泣)

しかし、私にとっては、実は正直、予想通りの結果でした。

どうして信託報酬が同じにもかかわらず、たわらノーロード全世界株式はこんなに売れなかったのでしょうか。

その理由は、主に2つあります。

  1. 信託報酬が同じなら、実績も純資産もあるeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を選ぶ
  2. eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が業界最安値を追いかけることが証明されてしまったから

順に解説しますね。

①信託報酬が同じなら、実績も純資産もあるeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を選ぶ

カテゴリ最安値の信託報酬を設定したにもかかわらず、すぐに eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) に値下げを発表され、同率1位の低コストでの船出となってしまいました。

信託報酬でわずかでも勝っていればまだチャンスはあったと思いますが、まったく同じ信託報酬であれば、実績のある eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) に顧客が流れるのは自然なことです。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) は第1回決算も迎えており、信託報酬以外のコストも安いことがわかっています。

また、すでに50億円を超える資金が集まっており、ファンド運用の安定性も確保しています。

それに比べ、たわらノーロード全世界株式は信託報酬以外のコストがどう出るか、今後資金を集め、安定運用することができるのかまったく未知数。

これでは、 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) を蹴ってまで購入しようという気にはならないでしょう。

②eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が業界最安値を追いかけることが証明されてしまったから

たわらノーロード全世界株式が eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) よりも安い信託報酬での参入を発表し、 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) が即座に同水準までの値下げを発表したことで、逆に eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) への信頼が高まってしまいました。

これからも、さらに安い信託報酬で別のファンドが参入するかもしれません。

しかし、今回の対応を見る限り、「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続けるファンド」である eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) は、新たなファンドがコスト競争を仕掛けてきても、即座に対抗するでしょう。

一方、たわらノーロード全世界株式はどうでしょうか。

たわらノーロード全世界株式は、別に業界最低水準の運用コストを目指すと宣言しているわけではありません。

そのため、新たな低コストファンドが参入してきたとしても、対抗してくれるかは未知数です。

むしろ、他のたわらノーロードシリーズの状況を見る限り、追随しない可能性の方が高いでしょう。

こうなると、インデックス投資家が、「 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) を持っておけば間違いない!」という想いをさらに強くしてしまうのは仕方のないことでしょう。

私は、以上2つの理由が、たわらノーロード全世界株式が売れなかった理由だと考えています。

そして、その2つの理由がそのまま、今後も eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) をおすすめする理由になるのです。

まとめ

以上、

  1. カテゴリ最安値の信託報酬をかかげて設定した「たわらノーロード全世界株式」の売れ行きが思わしくないこと
  2. たわらノーロード全世界株式が売れなかった理由
  3. 引き続き、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の購入をおすすめすること

の3点について解説しました。

カテゴリ最安値の信託報酬をかかげて設定したたわらノーロード全世界株式ですが、そのアピールポイントを eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)にすぐにかき消されてしまい、販売に苦戦しています。

逆に、「 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、信託報酬の安いファンドが出てもしっかり追随してくれるんだ!」とインデックス投資家に周知をする引き立て役になってしまった感すらあります。

現時点では、残念ながら eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を蹴ってまで、たわらノーロード全世界株式を購入すべき理由は見当たりません。

たわらノーロード全世界株式を含む、他のファンドのさらなる奮起を期待します。

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