FP2級おすすめテキスト・問題集・通信講座と勉強方法【独学専用】

FP2級おすすめ教材

FP3級に合格して、次はFP2級に挑戦だ!と考えている人も多いのではないでしょうか。

そして、FP2級を目指す人の中には、資格スクールに通うのではなく、独学での合格を目指す人も多いでしょう。

そんな人は、FP2級合格のために、どんな教材を使ったら良いのか、知りたいですよね。

そこでこの記事では、FP2級試験に学科・実技試験ともに80%以上の得点で一発合格した私が、おすすめの教材を紹介していきます。

特に、忙しい社会人に最適な教材は何かという観点で紹介していきますので、仕事をしながらFP2級合格を目指す人は必見ですよ!

FP2級の独学教材は参考書または通信講座

FP2級独学教材・参考書・通信講座

FP2級を独学で勉強する場合は、

  1. 参考書で勉強する
  2. 通信講座で勉強する

という2つの選択肢があります。

「えっ?FP2級の独学って、本屋で参考書を買ってきて勉強するだけじゃないの?」

そんな風に思われるかもしれませんが、FP2級試験は、通信講座も充実しています。

しかも、今はテクノロジーの進化を受けて、ただテキスト・問題集が送られてくるだけの通信講座ではなく、スマホで動画講義が見られるオンライン通信講座も開講されているので、通信講座の中でも、オンライン通信講座の受講を特におすすめします。

それでは、どんな人が参考書での勉強に向いていて、どんな人がオンライン通信講座での勉強に向いているのでしょうか。

順番に見ていきましょう。

【FP2級】通信講座の受講が向いている人

それではまず、FP2級の勉強をする時に、通信講座を受講することが向いている人はどんな人か、解説していきます。

通信講座の受講が向いている人は、こんな人です。

  • 講義動画を視聴したい人
  • 教材や勉強方法をプロにお任せしたい人

順番に見ていきましょう。

講義動画を視聴したい人

FP試験は、金融や税金、社会保障制度や保険、相続といった、人によっては普段あまり馴染みのないことを勉強する必要があります。

FP3級のレベルであれば、なんとかごまかしがきいたかもしれませんが、FP2級は一気にレベルが上がるため、テキストを読んでも問題集を読んでもチンプンカンプンという人も多いでしょう。

そういう人たちで、「テキストを読んでも良くわからない!先生の講義が聞きたい!」と思っている人は、オンラインの通信講座の受講がおすすめです。

やはり、講義動画はテキストを読むよりも負担が少なく、わかりやすいです。

試験の内容を講義で教えてくれるというのが、オンライン通信講座の最大の魅力と言っていいでしょう。

教材や勉強方法をプロにお任せしたい人

教材や勉強方法を自分でリサーチしたり、考えたりすることが苦手という人も多いでしょう。

場合によっては、あまり良くない教材を選んでしまったり、間違った勉強法を続けてしまい、時間をかけたにも関わらず不合格になってしまうといった悲劇も起こり得ます。

「FP2級を初めて勉強するのに、最適な勉強方法や教材がわかるわけないじゃない!プロが選んだ教材やカリキュラムで安心して勉強したい!」

そんな風に思っている人には、オンライン通信講座での勉強をおすすめします。

オンライン通信講座であれば、講義動画を視聴する順番、講義内容を確認する復習問題、解くべき過去問、総仕上げの模試などのカリキュラムが全部用意されていますので、それに従って勉強を進めるだけで実力がつくようにあらかじめ設計されているからです。

面倒な部分はプロにお任せして、勉強に集中したい人はオンライン通信講座がピッタリでしょう。

【FP2級】参考書での勉強に向いている人

次に、FP2級の独学をする時に、参考書での勉強が向いている人について解説します。

参考書での勉強が向いている人は、こんな人です。

  • 費用を安く済ませたい人
  • 自分で教材や勉強方法をリサーチできる人

それぞれ解説します。

費用を安く済ませたい人

FP2級には合格したいけど、勉強にかかる費用はできるだけ安く済ませたいですよね。

そういう人は、市販の参考書での勉強をおすすめします。

通信講座は、資格予備校のように、講師を何人も抱えたり、教室となる不動産を抱えたりする必要がないため、予備校の講座と比べると、費用はかなり安くなっています。

しかし、それでも参考書代と比べるとさすがに高いので、できるだけ費用をかけずに合格したい人は、市販の参考書での勉強がおすすめです。

私も市販の参考書で勉強し、合格しました。

FP2級試験は、市販の参考書でも十分合格可能な試験だと思います。

自分で教材や勉強方法をリサーチできる人

市販の参考書を使って勉強する場合は、「どの参考書を使うのが良いのか」「どういう順番で勉強したら良いのか」ということをリサーチし、自分で考えなければいけません。

そういうリサーチが得意な人・好きな人は、市販の参考書で勉強できると思います。

特に、「誰かに指図された勉強方法なんて嫌だ!自分にあった勉強方法を自分で考えて勉強したい!」というこだわりがある人は、参考書での勉強をおすすめします。

FP2級おすすめ通信講座「スタディング」

FP2級おすすめオンライン通信講座

参考書での独学と、オンライン通信講座を受講しての独学、それぞれの特徴について理解できましたか?

自分がどちらの勉強スタイルに向いていそうか、なんとなくわかったでしょうか?

参考書とオンライン通信講座のどちらで勉強するかが決まったら、次は具体的な教材を選んでいきましょう。

まずは、「オンライン通信講座でFP2級を独学しよう」と考えている人のために、おすすめのオンライン通信講座を紹介します。

それが、スタディング(STUDYing)というサービスです。

私がスタディングをおすすめするポイントは次の4つです。

  1. スマホで動画講義をいつでも見られる
  2. チェック問題・過去問・模試の演習もスマホで出来る
  3. 他社の通信講座と比べて安い
  4. 10年以上の実績

順番に見ていきましょう。

①スマホで動画講義をいつでも見られる

スタディングの特長の1つは、スマホでいつでも動画講義を見られることです。

私のような古いタイプの人間だと、通信講座と言えば、紙のテキストが送られてきて、それを順番にやっていくというイメージがあるのですが、時代は進歩しました。(笑)

スタディングなら、パソコンでもスマホでも、ネットにつながる環境があれば、講義の動画を見ることができます。

忙しい社会人も、仕事が終わって家に帰ると、ご飯を食べながらテレビをなんとなく見ているという人が多いのではないでしょうか。

そこで、夕食中にテレビを見るのではなく、スタディングの動画講義を見てみてはいかがでしょう?

紙のテキストの通信講座ではなかなか食事中に勉強できませんが、動画講義なら可能です。

しかも、スタディングの動画は、等倍再生はもちろん、1.25倍~3倍速まで、色々なスピードで見ることができます。

講師の話し方がゆっくりすぎるなと思った時や、復習で2回目の視聴だから少し早くても大丈夫という時などは、再生スピードを上げることで、さらに効率的な学習をすることができます。

これは、通学式の資格講座にもない、優れた機能ですよね。

②スマート問題・過去問・模試の演習もスマホで出来る

スタディングのオンライン通信講座では、動画講義の内容を復習できるスマート問題集、重要な過去問を集めたセレクト過去問題集、模擬試験が用意されています。

もちろん、これらの問題集も、すべてスマホで解くことが出来ます。

例えば、仕事で疲れて帰る電車の中、分厚い問題集を開いて解く気にはなかなかなれなくても、スマホでちょっと問題をやっておこうか・・・という気力ぐらいなら、出るかもしれませんよね。

しかも、この問題集が結構よくできていて、選択肢1つ1つに解説が詳しく書かれていますし、問題文を読んですぐに解答解説を読むジャンプ機能もついています。

私のように、問題を見たらすぐに解答解説を読んで、過去問の解答解説を覚えてしまう勉強タイプの人も、使いやすい仕様になっているのがいい感じです。

もちろん、自力で問題を解いてから解説を見るという使い方もできますよ。

おまけ程度の機能かと思いきや、かなり作り込まれていて、下手な市販の問題集よりもクオリティが高いくらいです。

③他社の通信講座と比べて安い

でも、こういう講座はお高いんでしょう・・・?

それが、スタディングは他社の通信講座と比べて、非常に低価格なんです。

スタディングのFP2級講座は、動画講義や問題集、模擬試験などがセットになって、27,980円になっています。

もちろん、参考書で勉強する場合と比べれば高いです。

しかし、他社の通信講座と比べた場合は、非常に低価格なんです。

例えば、有名な通信講座と比較すると・・・

  • ユーキャンのFP講座 64,000円
  • TACのFP2級Web通信講座 101,000円
  • LEC通信Web講座 99,000円

※2019年12月1日現在

このように、大手通信講座や大手資格予備校の通信講座と比べると、驚くほど安いのが良くわかると思います。

スタディングでは、この低価格の理由として、次のように説明しています。

「安すぎるのではないか?」という声も多く頂きますが、スタディングは、実は講座の開発コストは削っていません。むしろ、ビデオ制作などの設備や効率的な学習システムには多額の投資をしており、品質はどこにも負けていないと自負しています。
コストを削減しているのは、教室などの不動産コストや、大勢の講師、運営コスト、印刷・配送代などです。これらのコストは、講座の開発に関係が無いので、これらを極限まで削減することで圧倒的な低価格が実現したのです。

スタディングの特徴

④10年以上の実績

スタディングは、前身となる「通勤講座」の時代から数えると、10年以上の運営実績があります。

特にFP講座はスタディングの中でも歴史が古く、2011年に開講されました。

長年続いているサービスであることは、安心材料の1つですよね。

スタディング(STUDYing)を無料で試す

これだけ機能が充実していて、しかも費用が安いスタディング。

とても素晴らしいサービスですが、本当に自分に合うのか、続けられそうかは実際に使ってみないとわからないですよね。

そんな人のために、スタディングでは無料で講座を試すことができます。

メールアドレスと好きなパスワードを入力するだけで、個人情報を入力することなく、動画講義や問題集の一部を体験することができますよ。

まずは無料で体験してみて、「これは良さそうだ!」と確認できたら、購入してみてください。

FP2級おすすめテキスト・過去問題集

FP2級おすすめテキスト問題集

次に、「FP2級に参考書で合格するんだ!」と決意した人のために、FP2級のおすすめテキスト・過去問題集を解説します。

FP2級試験にテキストは不要!その理由とは?

さて、おすすめのテキストを紹介すると言っておきながらこんなことを言うのもなんですが、私は、FP2級試験に参考書で合格するためには、テキストは必ずしも必要ないと考えています。

実際、私はFP3級試験に合格してFP2級試験に挑戦する時、テキストは購入せずに問題集だけで合格しました。

もちろん、FP2級試験用のテキストもちゃんと売られています。

しかし、私は次の理由から、FP2級に合格するためにテキストは不要と考え、購入しませんでした。

  1. FP3級とFP2級の試験範囲は同じ
  2. 知識の習得は過去問からの方が早い
  3. 忙しい社会人には時間がない

順番に見ていきましょう。

①FP3級とFP2級の試験範囲は同じ

FP3級試験とFP2級試験では、別の分野をやるわけではなく、試験の範囲自体は全く同じです。

FP3級は基本的な浅い知識で対応できるのに対して、FP2級はより深く、専門的な知識が問われるという違いですね。

したがって、FP3級試験の勉強をし、合格している時点で、まぐれ合格の人でなければ、FP2級の試験範囲の概要(だいたいどんなことを勉強するのか)はすでに掴んでいる状態なわけです。

私の持論では、テキストの役割は、だいたいの概要を把握することだと思っています。

つまり、FP3級の勉強で、その目的は達成しているのだから、わざわざもう1回テキストを買い直して読む必要はないでしょ?というわけなのです。

ちなみに、FP2級試験は、FP3級試験の合格者だけではなく、実務経験者がFP3級をすっ飛ばして受検するというルートもあります。

そういう人たちは、一度FP試験用のテキストを読んでおいた方が良いと思います。

しかし、その場合でも、FP2級のテキストはやたら分厚いので、FP3級用のコンパクトなテキスト&問題集を使った方が良いのでは?と考えています。

②知識の習得は過去問からの方が早い

そうは言っても、FP2級試験に必要な知識は、FP3級試験に必要な知識よりも深くて専門的なんでしょ?

その知識はどうやって身につけたらいいの?

やっぱりFP2級用のテキストを読んだ方がいいんじゃないの!?

と思われるかもしれません。

その知識は、過去問から吸収しましょう。

これは私がFP3級試験を勉強し、合格した時の体感なのですが、合格に必要な知識って、やっぱり過去問を解いて、解説を理解して、その内容を覚えている時についているんですよね。

皆さんも経験ありませんか?

テキストを読んだのに、過去問を解いてみたら全然解けない。

けれど、過去問と解説を繰り返し読んでいたら、いつのまにか解けるようになっていて、本番も合格した!

これってやっぱり、知識の習得や定着は、過去問を通して行った方が早いってことだと思うんですよね。

なので、FP2級のあの分厚いテキストから合格に必要な知識を吸収しようなんていう無謀な挑戦はやめて、ある程度試験範囲の概要がつかめていたら、テキストにしがみつくのではなく、さっさと過去問に行った方が良いんです。

③忙しい社会人には時間がない

それでも、「やっぱりテキストを読んでから過去問を解かないとスッキリしないな~。」という人もいると思います。

私もどちらかというと型にはまりたいタイプなので、その気持ちはよ~くわかります。

そして、FP2級用のテキストを読んだってもちろん良いんですよ。

ただし、試験まで時間が十分にある人に限ります。

でも、特に社会人の受検生って、勉強時間が十分に取れない人が多いと思うんですよね。

大学時代の早い時期にFP2級を目指している人なら、勉強時間はたっぷり取れるかもしれません。

しかし、大学時代でも就活や論文と被ってきたりすると勉強時間は減ってきますし、社会人になってから取ろうとするとなおさら時間がありません。

私も早出・8時間勤務・残業・休日出勤などをこなしたうえで勉強をしなければなりませんでしたので、学生の時のような十分な勉強時間は確保できませんでした。

そう考えると、もはやテキストは不要というより、テキストを読むべきじゃない・テキストに時間を使うべきじゃない受検生の方が多いのが実情ではないでしょうか。

FP2級のおすすめ過去問題集・予想模試はこれだ!

以上の理由から、FP2級試験対策として、私はテキスト中心ではなく、問題集中心の勉強をおすすめします。

そこでおすすめするのが、次の過去問題集と、予想模試です。

この2つの過去問題集・予想模試がどうしておすすめなのか、説明していきましょう。

重要過去問スピード攻略は解説が素晴らしすぎる!

まず最初に紹介するのは、FP技能士2級・AFP 重要過去問スピード攻略です。

この問題集は、厳選した重要な過去問とその解説を収録した過去問題集になります。

この問題集が素晴らしいところは、次の2点です。

  1. 左ページに問題・右ページに解説の見開き構成
  2. 解説がめちゃくちゃ詳しい

過去問を勉強する時、真面目な人はまずは自力で解いてみて、その後答え合わせ、そして解説を読むという方法で勉強すると思いますが、私に言わせれば、はっきり言って時間の無駄です。

FP2級の合格に必要なことは、試験本番でどれだけ解けるかであって、初めて過去問に挑戦した時に何点取れたかではありません。

よって、「まずは自力で解いてみる」という部分は完全に省いてしまって、さっさと解説を見てしまった方が良いです。

むしろ、解説の読み込みに時間をかけた方が良いくらいです。

そう考えた時、左ページに問題・右ページに解説という見開き構成は、めちゃくちゃ勉強がしやすいんですよね。

なのに、このようなページ構成になっている過去問題集は少数派なのが現状。

そんな中、「FP技能士2級・AFP 重要過去問スピード攻略」は、見開き構成になっている貴重な過去問題集なのです。

さらにさらに、この過去問題集は解説がめちゃくちゃ詳しいのが特長です。

もう異常なくらい詳しくて(笑)、1つ1つの選択肢についてビッシリ解説コメントが書いてあります。

FP2級を独学で勉強する場合、過去問題集の解説の詳しさが生死を左右すると言っても過言ではありません。

「FP技能士2級・AFP 重要過去問スピード攻略」は、数少ない見開き構成の過去問題集でありながら、解説もトップクラスに詳しいという、奇跡のような過去問題集です。

重要過去問スピード攻略の弱点をTAC直前予想模試でカバー

しかし、そんな奇跡の問題集、「FP技能士2級・AFP 重要過去問スピード攻略」にも、唯一の弱点があります。

それが、実技の収録問題数がちょっと少ないということです。

FP2級はFP3級と比べ、実技試験の出題数が一気に跳ね上がります。

そのため、十分な演習を積んでおきたいところなのですが、「FP技能士2級・AFP 重要過去問スピード攻略」は実技の収録問題数が少なく、これだけで本番を迎えるのはちょっと不安が残るんですよね。

やはり、試験には慣れもありますから、もう少し問題を解いておきたいところです。

そこで使用するのが、TACの直前予想模試です。

この教材は、過去問題集ではなく予想模試です。

そのため、過去問題集と問題が被らない・本番形式で解けるなどの利点があります。

実技試験も1回分、本番形式で収録されているため、「FP技能士2級・AFP 重要過去問スピード攻略」の実技の過去問を征服した後、こちらの実技の予想模試も繰り返し解いておけばバッチリです。

ちなみに、学科試験についても3回分、本番形式の模試が収録されていますが、そちらについては無理してやる必要はありません。

学科試験は「FP技能士2級・AFP 重要過去問スピード攻略」に収録されている過去問で問題数は十分であり、そちらの習得度を高める方が優先順位が高いからです。

もちろん、「過去問題集は完璧にしてしまった」という人がさらなる高みを目指す場合には、学科試験の予想模試×3回分にチャレンジするのも良いでしょう。

スッキリわかるFP技能士2級はどうなの?

ところで、私はFP3級のおすすめ教材の記事で、「スッキリわかるFP技能士3級」という「テキスト+問題集」形式の参考書を絶賛しています。

「スッキリわかるFP技能士3級」は、とても薄い参考書でありながら、テキスト・問題集・実技試験対策が1冊にまとまっていて、解説もわかりやすいことから、FP3級試験対策の参考書としてイチオシしているのです。

FP3級テキスト・問題集おすすめランキング【2020年9月試験対応】

そして、このスッキリわかるFP技能士シリーズは、FP2級試験対策用もあります。

私は、FP3級の時はあんなに絶賛していた「スッキリわかるFP技能士」について、FP2級の教材としては一切おすすめしていません。

それはなぜか?

私も、「スッキリわかるFP技能士3級があんなに良かったんだから、2級もすばらしいはずだ!」と考え、FP2級の勉強をする時に、まっさきに買いました。

しかし、勉強してみた結果、全然良くなかったのです。

「スッキリわかるFP技能士2級」の良くない点は、次の2つです。

  1. テキスト部分の説明がわかりやすくない
  2. 問題集の解説が不親切

どういうことなのか、順番に見ていきましょう。

①テキスト部分の説明がわかりやすくない

「スッキリわかるFP技能士3級」は、薄いテキストではあるが、説明がわかりやすくまとまっていることがメリットでした。

しかし、FP2級となると、FP3級と比べて内容が深く、高度になります。

そのため、「スッキリわかるFP技能士2級」は、薄いテキストというコンセプトを守るために、テキスト部分を無理して短くしている感じがあります。

結果、ほとんど箇条書きのようになっているところも見られ、「スッキリわかるFP技能士3級」 の時に感じた、コンパクトながらも解説がわかりやすいという印象はなくなってしまっていました。

②問題集の解説が不親切

「スッキリわかるFP技能士2級」は、残念ながら問題集部分の解説も不親切 です。

FP3級試験とFP2級試験では、問題の出題形式が大きく変わります。

例えば、FP3級試験はこんな感じです。

正しいものには①を、誤っているものには②を、解答用紙にマークしなさい。

(1)ファイナンシャル・プランナーは、顧客の依頼を受けたとしても、公正証書遺言の作成時に証人となることはできない。

2020年1月学科試験より

このように、1行の問題に対して〇か✖かを答えるような単純な問題が多く出題されます。

一方、FP2級の試験問題はこんな感じです。

ファイナンシャル・プランナー(以下「FP」という)の顧客に対する行為に関する次の記述のうち、関連法規に照らし、最も不適切なものはどれか。


1.税理士の資格を有しないFPのAさんは、顧客から不動産の贈与契約書に貼付する印紙について相談を受け、印紙税法の課税物件表を示し、印紙税額について説明した。
2.社会保険労務士の資格を有しないFPのBさんは、顧客から老齢厚生年金の繰下げ支給について相談を受け、有償で老齢厚生年金の支給繰下げ請求書を作成し、請求手続きを代行した。
3.司法書士の資格を有しないFPのCさんは、後期高齢者となった顧客から財産の管理について相談を受け、有償で任意後見受任者となることを引き受けた。
4.弁護士の資格を有しないFPのDさんは、顧客から相続開始後の配偶者の住居について相談を受け、民法の改正により2020年4月に新設される配偶者居住権の概要を説明した。

2020年1月学科試験より

このように、4つの文章から正解を1つ選ぶ形式になっています。

そのため、「この選択肢はなぜ正解なのか?この選択肢はなぜ間違いなのか?」というように、選択肢ごとの詳しい解説が欲しいところです。

ところが、「スッキリわかるFP技能士2級」は、この複雑なFP2級の問題に対しても、正解の選択肢についてだけ、しかも1行程度しか解説がかかれていません。

FP2級試験は問題文自体も長いため、問題文の掲載だけで紙面を圧迫してしまいます。

そのため、薄い参考書に仕上げるためには、詳しい解説を書くことができず、1行程度で済ますしかなかったのだろうと推測しています。

「スッキリわかるFP技能士2級」は「薄い参考書」というコンセプトのせいで破綻している

このように、「スッキリわかるFP技能士2級」は「薄い参考書」というコンセプトを守ろうとするあまり、テキスト部分についてはわかりにくく、問題集部分については圧倒的に解説が足りないという残念な仕上がりになってしまいました。

「スッキリわかるFP技能士3級」は、薄さとわかりやすさが最高のバランスで成り立っていましたが、内容が深く、問題も複雑になるFP2級試験で同じコンセプトの参考書を作るというのは、無理があったのだと思います。

これが、私がFP3級試験対策の教材として「スッキリわかるFP技能士シリーズ」をおすすめしていて、FP2級試験対策の教材としてはおすすめしていない理由です。

FP2級に落ちた人は5万人!再挑戦で合格するためには?

FP2級に落ちた人が再挑戦する方法

FP2級試験に独学で挑戦した人の中には、「がんばったけど、不合格だった・・・。」という人も多いはずです。

なぜなら、FP2級試験は、受験生の半分以上が不合格になる難しい試験だからです。

そこで、FP2級試験に落ちた人の実態と、再挑戦で合格するためのポイントについてもお話ししていきます。

FP2級学科試験に落ちた人は何人?

まずは、FP2級学科試験の不合格者数、棄権者数の実態を見ていきましょう。

次のFP2級学科試験のデータをご覧ください。

FP2級不合格者数

このように、毎回30,000人を超える人が不合格になっています。

特に、2018年9月試験と2019年1月試験は、不合格者が35,000人を超えています。

さらに、注目すべきは棄権者数です。

毎回10,000人~20,000人の棄権者が出ています。

これらの人の中には、体調不良や急用で受検できなかった人もいるとは思いますが、「合格する力を試験までにつけることができなくて、受けても無駄だから試験を受けに行かない。」という人たちも相当数いることが予想されます。

つまり、実質的には、毎回5万人ほどがFP2級試験に落ちているということなのです。

FP2級はFP3級と比べてどれくらい難しいの?

このように、たくさんの人が不合格になっているFP2級試験ですが、FP3級と比べて、どれぐらい難しいのでしょうか。

次のデータをご覧ください。

FP3級とFP2級の合格状況の比較

こちらは、2019年5月試験のFP3級とFP2級の合格者・不合格者・棄権者数の比較です。

個人的にまず驚いたのが、FP3級よりもFP2級の方が受検者数が多いこと。

これは推測ですが、FP3級は合格しやすいので、1回の受検で合格していく人が多い中、FP2級は合格が難しいので、「初受検の人+再挑戦の人」が合わさり、受検者数が増えているのではないかと考えています。

次に、合格者と不合格者の割合に注目してください。

FP3級は、不合格になる人よりも、合格する人の方が少し多いですね。

しかし、FP2級は合格した人よりも、不合格になった人の方が圧倒的に多いです。

さらに、受検者のレベルを考えてみましょう。

FP3級は誰でも受けられる試験です。

極端な話、FPについて何も知らない人でも受けることができます。

しかし、FP2級は、FP関連業務の実務経験がある人か、FP3級の合格者しか受検することができないんですね。

そう考えると、受検生のレベルは、FP2級の方が圧倒的に高いはずなんです。

誰でも受けられるFP3級はたくさん合格するのに、レベルの高い人が受検するFP2級は限られた人しか合格できない。

ということは、それだけFP2級の試験は難しいということなんですね。

だから、FP3級を余裕で合格したのに、FP2級でつまずくというのは、FP試験あるあると言ってもいいぐらいでしょう。

ですから、FP2級に不合格になってしまったとしても、決して落ち込まないでくださいね。

FP2級に再挑戦で合格するためには、オンライン通信講座がおすすめ

参考書の独学で勉強してFP2級試験に挑戦したものの、不合格になってしまったという人が再挑戦で合格を目指す場合は、オンライン通信講座を試してみることをおすすめします。

なぜなら、参考書で独学して合格できない人というのは、自己流の勉強方法に問題がある場合が多いからです。

その点、スタディングのようなオンライン通信講座であれば、

  1. 動画講義の視聴と復習問題
  2. 過去問の演習
  3. 模試

といった形で、視聴する講義の順番や解くべき問題の順番が、FP2級の対策チームによって精査されてカリキュラムとして整っています。

このカリキュラムが、初めてFP2級を受検する初心者が考える勉強法より優れていることは明白でしょう。

このように、オンライン通信講座は、プロが考えた合格までのカリキュラムのパッケージがそのまま手に入るという点もメリットですね。

「単純に勉強量がまったく足りてなかった。」という人は、参考書での独学をしっかりやり直せば、合格できる可能性はあります。

しかし、「自分なりにがんばったのに不合格になってしまった・・・。」という人は、勉強のやり方そのものが間違っていたのかもしれません。

そういう時は、プロの力を借りるのも1つの方法ですよ。

FP2級おすすめテキスト・過去問題集・通信講座のまとめ

FP2級おすすめ教材まとめ

FP2級はFP3級と比べると、急激にレベルが高くなります。

そのため、独学で挑戦する場合は、教材選びが特に重要です。

FP2級の独学教材としては、市販の参考書と、オンライン通信講座の2つの選択肢があります。

市販の参考書での勉強でも十分合格できますし、私も(オンライン通信講座の存在を当時は知らなかったので)市販の参考書で合格しましたが、FP2級の内容の難しさにかなり苦労しました。

そのため、少し費用はかかりますが、動画講義が見られるオンライン通信講座で独学するという方法も、アリなのではないかなと思います。

FP2級を参考書で勉強する場合は、効率を考えてあえてテキストを購入せず、解説の詳しい過去問題集にガンガン取り組み、予想模試で仕上げるという方法をおすすめします。

オンライン通信講座で勉強することを決めた人には、非常にコスパの良いスタディングのオンライン通信講座をおすすめします。

どちらの勉強方法を選んだとしても大切なのは、教材の内容を覚えてしまうくらい、とことん繰り返して学習することです。(特に過去問演習)

どんなに優れた参考書やオンライン通信講座を選んだとしても、使い込まなければ合格はやってきません。

挫けそうになるかもしれませんが、勉強を続けているうちに、グッと力が伸びる時が必ず来ますので、あきらめずに頑張ってくださいね。

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