こんにちは。FP3級に93%の得点で合格した針井です。
- みんなはどんな風に勉強してFP3級に合格したの?
- FP3級の勉強に苦労してるのって私だけ?
- 試験当日のリアルな様子が知りたいな
私は最終的には高得点で合格しましたが、失敗や挫折も経験しました。
そこで、FP3級(ファイナンシャルプランナー3級)の勉強で苦労している人の助けになればと思い、合格するまでのリアルな体験談をお話しします。
さらに、私以外のFP3級合格者の体験記も紹介。
今のあなたと同じ境遇の先輩から、合格のヒントがもらえるはずです。
FP3級の勉強に挫折した体験談
こんにちは。FP3級に93%の得点で合格した針井です。
私はいつもこのように自己紹介していますが、実は合格するまでに一度、FP3級の受検に挫折しています。
- 勉強方法を間違えた
- 仕事が忙しくなった
まずは、どうして私がFP3級の受検に挫折してしまったのか、お話していきます。
勉強方法を間違えた
私がFP3級の受検に挫折した最初の理由が、勉強方法を間違えてしまったことです。
私は最初、「テキストを完璧にして、それから問題集を完璧にしよう」と考えていました。
しかし、私が使ったテキストは400ページを超えるページ数があったのです。
400ページを超えるテキストを完璧に覚えるなんてあまりに無謀!
しかし当時の私は、そんな無謀な勉強方法をマジメに実践しようとしていました。
その結果、勉強がまったく進まなかったのです。
範囲広すぎだよね。
仕事が忙しくなった
そうこうしているうちに、仕事が忙しくなってきました。
休日出勤も増え始め、試験日にも仕事に行かなくてはならないかもしれない状況に。
「一生懸命勉強しても、試験当日は仕事で受検できないかもしれない。」
分厚すぎるテキストでの勉強にも行き詰まっていた私は、急速にモチベーションを失い、FP3級の受検に挫折してしまいました。
土日に仕事がある人はもっと大変・・・。
社会人の資格取得は戦略が必要
これらの失敗を通して、社会人が資格を取得しようとする時は、戦略がとても大事だということを学びました。
社会人は勉強に使える時間が限られているし、仕事との折り合いもつけなくてはいけないからです。
- 自分が使える時間で合格できる現実的な勉強方法を選ぶ
- 仕事の調整や、受検時期を見直すことも必要
この失敗が、高得点合格につながることになります。
FP3級に高得点合格した勉強法
それからしばらくたって仕事も落ち着き、「FP3級を取りたい!」という気持ちがまた湧いてきました。
そこで、勉強を始める前に受検を申し込み、再挑戦することに。
そして、前回の失敗を生かして大幅に勉強方法を見直しました。
- 薄いテキストを選んだ
- 問題演習を重視した
- 予想模試を使い倒した
このおかげで、前回の何倍ものスピードで得点力をつけることができました。
詳しくお話ししていきますね。
薄いテキストを選んだ
再挑戦にあたって、まずは新しい参考書を使うことにしました。
前回の挑戦では分厚いテキストを選んでしまい、勉強がまったく終わらなかったからです。
仕事が落ち着いたとはいえ、勉強に使える時間は限られています。
そこで、できるだけ短期間で重要ポイントを学べる参考書を選びました。
この参考書がすごく良かった!
問題演習を重視した
今回の勉強では、テキストを読むのはそこそこにして、問題演習をとにかく重視しました。
FP3級試験は過去問が繰り返し出題されているので、過去問の解き方を覚えておけば、合格できることに気づいたからです。
また、テキストを全部覚えるよりも、過去問で出たところだけを覚える方がずっとラクでした。
資格試験は過去問が本当に大事です。
試験まで時間がないのが逆に良かった
予想模試を使い倒した
薄いテキストを1回読み、あとは過去問だけをサクサク回した結果、約1ヶ月で8割の点数を取れるようになっていました。
試験まで少し期間があったので、最後の仕上げとして予想模試を購入。
この予想模試も解きまくり、万全の状態で試験を受けることができました。
テキストをひたすら読んで失敗したので、問題集をひたすら解く勉強に切り替えて成功したわけです。
問題演習バンザイ(/・ω・)/
FP3級は問題演習が大切
私がこの一連の体験から学んだことは、資格試験において、問題演習は本当に大事だということ。
過去問題集は、試験に出るそのままの形で載っているので、当たり前と言えば当たり前。
テキストは、最後に知識を整理するために読んだっていいわけです。
この体験は、今後、別の資格を取得するときにも役に立つと思います。
FP3級の勉強方法についてもっと詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
»【勉強時間の目安は30時間】FP3級の超具体的な勉強方法を解説!
FP3級試験当日の体験談
いよいよFP3級の試験当日がやってきました。
私が実際に試験を受けて、「大事なポイントだったな」と思ったのは次の3つです。
- 試験当日の勉強
- 試験会場の様子
- 昼休みの使い方
順番にお話ししていきますね。
FP3級試験当日の勉強
私はFP3級試験当日、電車の中や試験会場で、自信のない問題を勉強しました。
試験でそこが狙われたとしても、直前に見ておけば、なんとか答えることができるからです。
- 繰り返した回数が少ない問題
- なかなか覚えられない問題
試験会場では、テキストを読んでいる人が思った以上に多かったです。
正直、このタイミングでテキストを読むのは得点につながるのか疑問です。
試験直前はヤマをはろう
FP3級試験会場の様子
私が受検した会場はそれほど大きくなかったので、受検生で大混雑でした。
そのためエレベーターに人が乗り切らず、階段をひたすら昇ることに。
また、駅から試験会場までも結構、遠かったです。
スーツに革靴の人は、ちょっとしんどいだろうなと思いました。
動きやすい服装が大事
昼休みの使い方
FP3級の午前の試験は、開始1時間後に途中退室が可能です。
私は即退室して、試験前に目をつけていた飲食店に直行しました。
FP3級試験では、途中退室のメリットがメチャクチャ大きいからです。
- FP3級試験は1時間あれば余裕で解ける
- 出遅れると飲食店が受検生で混んでしまう
- 午後の試験勉強の時間が確保できる
解き終わったのに試験会場で待っているのはもったいないので、1時間経ったらすぐに途中退室しましょう。
試験官が「今から退室可能」って言ってくれるよ
試験当日の過ごし方で点数は変わる
FP3級は、試験当日の過ごし方で、点数が変わってきます。
スキマ時間の活用方法や、コンディションの整え方で受検生に差が出るからです。
- 動きやすい服装
- 試験前の追い込みはテキストじゃなく問題集
- 午前試験は途中退室して午後の試験対策
実際に受検した人じゃないとわからないポイントだと思うので、参考にしてくださいね。
FP3級合格体験記を集めました
以上、私のFP3級合格体験記をお話ししました。
しかし、私とは境遇が少し違う人や、「別の人の合格体験記をもっと読んでみたい!」と思っている人もいるかもしれませんね。
そこで、FP3級合格者の合格体験記を紹介します。
気になる人の体験記を読んでいってくださいね。
ぃえちゃさん(ぃえちゃの主婦ナビ)
最新(2021年5月試験)の受検レポートが読めます。
- 健康状況等自己申告書の貴重な情報
- 受検番号の書き方に関する注意
- 昼休憩時の教室解放情報
実際に受検しないとわからない、細かな情報をあらかじめ知ることができますよ。
しかくママさん(資格ママ.com)
- 小学生のお子さん2人がいるママ
- 必要な教材とスケジュールがわかる
- トイレまで利用!徹底したスキマ時間学習
FP3級合格体験記まとめ
FP3級に合格した人・失敗した人、それぞれのリアルな事情がわかるのが合格(不合格)体験記です。
私のFP3級合格体験記があなたのお役に立てばうれしいですし、私の体験が役に立たなくても、紹介した別の方の合格体験記を参考にしてもらえればと思います。
合格した人に共通して言えるのは、「自分なりの戦略を持って、ちゃんと努力している人」だということです。
何も考えずに適当に勉強して、しかも途中でサボってしまった人は、合格することは難しいでしょう。
あなたも、「あなたのやり方」で、「あなたの努力」を積み上げてくださいね。