FP3級合格体験記~挫折から再挑戦して一発合格

私は2017年9月試験で、FP3級に合格しました。

その経験をもとに、FP3級に合格するためのノウハウをあれこれと記事にしておりますが、読者の中には、ノウハウだけではなく、挫折や失敗も含めた、実際のリアルな体験を知りたいとお思いの方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、受検することになった動機からその後の紆余曲折、そして実際に合格を手にするまでを、余すところなくお伝えしたいと思います。

FP3級合格体験記

私のFP3級受検結果について、90%を超える得点で合格した!と当サイトでは紹介しております。

それは本当のことなのですが、実は一度FP3級の勉強に挫折しました。

しかし、そこから再挑戦し、見事90%を超える得点で一発合格を果たします。

それまでの経緯を見ていきましょう。

受検動機

そもそも、なぜFP3級試験を受けようと思ったのか、という点についてですが、これには次の2つの理由があります。

  1. 保険加入をきっかけに、FPの知識の重要性を実感したから。
  2. 単純にファイナンシャルプランナーと名乗れるのがカッコいいと思ったから。

私はずっと保険に入っていなかったのですが、そろそろ保険に入らないとなと思い立った時、保険について何も知らないことに気がつきました。

その時、FPとしての知識があれば、すごく役に立つのではないかと思ったのです。

興味を持って調べてみると、保険だけでなくライフプランニングや金融、不動産、相続に至るまで勉強できることを知りました。

「これは、勉強しておけば今後の人生に確実にプラスになる!」

そう感じた私は、FP3級試験を受検する決意をしたのです。

実際、保険加入したのはFP3級試験の勉強中でしたが、営業マンとお話をするとき、FP3級の知識が大変役に立ちました。

また、資格を取れば、自分も3級ファイナンシャルプランニング技能士という肩書がつくのがなんだかカッコよく思えて、その憧れも受検を後押ししました。

勉強開始から挫折まで

そういわけで、私はFP3級の勉強をスタートすることになります。

確か、2016年秋のことでした。

その時は、2017年1月試験で絶対合格してやるぞと息巻いていました。

テキストを極めようとして挫折

何はともあれテキストを読まなくっちゃな!そう思った私は、さっそく1番人気のテキストと名高い「みんなが欲しかった! FPの教科書 3級」を購入してきて読み始めます。

しかし、もともと勉強の習慣がなかった私は、平日仕事から帰ると疲れてしまって、家でなかなか勉強することができません。

そこで、勉強はもっぱら通勤時間や休日の移動時間、カフェタイムに限られました。

さらに、このテキストはとても分厚く、1周読むだけで1ヶ月もかかってしまいました。

少し完璧主義なところがあり、受検勉強から10年近く離れて勘が鈍っていた私は、当時、テキストを完璧にしてから問題集をやろうという、今思えば非効率な戦略を取っていました。

しかし、テキスト1回読むのに1ヶ月もかかっていては、とてもじゃないけど間に合わない!そんな焦りが生まれた私は、次の行動に出ます。

問題集に取り組むも挫折

テキストを完璧にしようとしていたら、その途中で試験日が来てしまう!そう焦った私は、テキストはそこそこにして、やっぱり問題を解いて慣れないとね!と考えを改めます。

そこで、問題集を購入。

購入した問題集は、テキストと同じシリーズの「みんなが欲しかった! FPの問題集 3級」です。

しかし、選んだ問題集が(私にとっては)悪かった・・・。

この問題集は、解答解説が別冊形式になっており、まずは問題を解き、そのあと答え合わせをして、別冊の解答解説を読むという、机の上での勉強を想定した構成になっています。(実際私もそうしていました。)

しかし、私の主な勉強時間は電車での通勤時間・移動時間。

この問題集はそういう場所での勉強にすこぶる不向きなため、自然と電車内では勉強しなくなってしまいました。

そうすると、勉強時間は週末のカフェタイムだけ。

これでは勉強が遅々として進みません。

焦った私は、早起きして勉強しようとしたりしましたが、なかなか長続きせず、勉強は進まないままでした。

仕事が忙しくなって挫折

さらに追い打ちをかけるように、この頃急激に仕事が忙しくなりました。

休日出勤も発生し、そもそも試験日に仕事で受検できない可能性も出てきました。

勉強時間を捻出することもできず、頑張ったところで試験日は仕事かもしれない・・・。

私のモチベーションは一気に下降し、徐々に勉強しなくなっていき、完全に挫折しました。

挫折の原因分析

このように、1度目のチャレンジで挫折してしまった私ですが、どうして失敗してしまったのでしょうか。

挫折の原因を分析してみたいと思います。

1.分厚いテキストを完璧にするという無謀な計画を立てた。

まずは、勉強時間があまり取れないにも関わらず、分厚いテキストを選択し、しかもそれを完璧にするという無謀な計画を立てたことです。

これについては途中で軌道修正しましたが、最初から薄めのテキストを使っておけば良かったと思います。

2.解答解説が別冊タイプの問題集を買った。

人気No.1らしいということだけで購入した問題集でしたが、机に広げないと勉強しにくい仕様なのに対して、私の勉強の主戦場は通勤電車。

完全なミスマッチでした。

左ページに問題・右ページに解答解説の見開きタイプを購入していれば、通勤電車でも問題なく勉強できたと思います。

というか、それぐらい気づけよ!当時の私!と言ってやりたい。

3.タイミングが悪かった。

こればっかりはどうしようもありませんが、仕事が急激に忙しくなり、資格試験の勉強ができる環境ではありませんでした。

翌年 再挑戦して一発合格

そんなこんなで挫折してしまったFP3級試験の勉強ですが、翌年の2017年夏頃、忙しかった仕事もやっと落ち着きます。

日曜日も毎週休める環境に戻り、試験日が仕事で受検できないという懸念もなくなりました。

すると、一度諦めてしまったFP3級試験に再挑戦したいという気持ちが湧いてきました。

幸い2017年9月試験の申請期限に間に合ったので、思い切って申し込んでしまうことに。

試験団体はFP協会ときんざいの2種類がありますが、FP協会の実技試験の方が解きやすいという記述をwebで見たため、FP協会で申し込みました。

この時、試験日まで2ヶ月を切っていました。

薄いテキストで再挑戦

さて、半年ほど前に少しだけ勉強していたとはいえ、そんなものはほとんど忘れてしまっています。

事実上、ほぼ0からのスタートです。

そこで、またテキスト通読から始めることにしました。

しかし、今回は試験日まで時間がありません。

そこで私が選んだテキストが、スッキリわかる FP技能士3級です。

この参考書は、非常に薄い、テキスト+問題集という構成になっています。

試験日まで時間のない私は、このテキストにかけることにしました。

そしてこれが大当たり!テキストでざっと全体像を把握した後は、この本に載っている問題を解きまくる(読みまくる)ことで、短期間で力を伸ばしていきました。

問題と解答解説が非常に近いところにあり、私の主戦場である通勤電車の中で勉強しやすいことも大きかったです。

前回の挫折時はあんなに苦労したのに、使う教材が変わるだけでここまで違うものかと驚いたのを覚えています。

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予想模試もやり込んで万全に

スッキリわかる FP技能士3級を一通りやり終えてもまだ時間があったため、予想模試で力試しをしてみることにしました。

使用したのは、TAC直前予想 FP技能士3級です。

スッキリわかる FP技能士3級に載っている問題をほぼ解けるようにした段階で、この予想模試を解いてみたところ、学科試験・実技試験ともに80%を超えました。

この時点で、「これは受かる!」という自信を得ることができましたね。

さらに、予想模試を解く→解説を読み込むという勉強を繰り返した結果、学科試験の3回目の予想模試に至っては、90%を超える得点を取ることができました。(学科試験の予想模試は3回分収録されています。)

また、この予想模試には、実技試験対策として計算問題特集が掲載されています。

そちらも、自分が受けるFP協会で過去に出題されたことがある問題については、全部解きました。

まさしく、万全の状態で本番を迎えることになります。

試験当日

試験当日は、空き時間の勉強用教材として、予想模試だけを持って試験会場に向かいました。

会場に向かう電車の中と、会場についてから学科試験が始まるまで、ある程度の時間があり、うまく使えば数十問は復習することができます。

試験会場では、試験開始までみなさん思い思いの教材で最終確認をしていましたが、テキストを読み直している方が思いのほか多いことが意外でしたね。

学科試験

学科試験は、見たことのない問題もちらほらと出題されましたが、8割くらいは見たことのある問題でした。

見たことのある問題は確実に解答し、80%は確実、あとは運次第で90%いくかな?という手ごたえでした。

学科試験は2時間ですが、1時間経過すれば途中退室することができます。

私も1時間で退出しました。

昼休憩

退出可能時間を過ぎても粘っている人も結構な人数いましたが、私はFP3級に関しては、1時間で解き終えて退出した方が良いと思っています。

その理由は次の3つです。

  1. 1時間あれば十分に解き終わる内容だから。
  2. 昼休憩を飲食店でゆっくり取りたい場合、混む前に入店できるから。
  3. 午後からの実技試験の勉強時間が確保できるから。

私は退出可能時間になったらすぐに退出し、あらかじめ目をつけていた試験会場近くのファミレスへ直行しました。

開店時間直後のため、難なく席に座ることができ、サラダとドリンクバーを注文しました。

ここでがっつり炭水化物を食べてしまうと、午後の試験で眠くなってしまってはいけないので、昼食メニューにも細心の注意を払います。

サラダを食べた後は、時間の許す限り、コーヒーを飲みながら、予想模試を使って実技試験の復習を行います。

そうこうしているうちに、FP3級試験の受検生で店内はいっぱいになりました。

友達同士で受検している大学生も多く、孤独な受検生である私は少しうらやましかったです。

実技試験

午後からの実技試験も、見たことのない問題はありましたが、おおよそこれまで勉強した内容の応用で、対応できる範囲の問題だなと感じました。

こちらも8割ぐらいの問題は確信を持って答えることができました。

実技試験は途中退室が認められていないため、早々に解き終わってぼんやりしていました。

解答速報を見ながら答え合わせ

昼ごはんがサラダとコーヒーだけだったため、試験が終わったらあらかじめ目をつけていた試験会場近くのラーメン屋へ直行しました。(笑)

試験会場からはたくさんの受検生が出てきましたが、みなさん駅を目指して歩いているようで、ラーメン屋を目指しているのは私ぐらいのようでした。

でも、資格試験ってある種の非日常的な経験、一種のイベントみたいなものですから、こういう楽しみを作っておくのもおすすめですよ。

ラーメンを食べ終わったら、帰宅して試験の答え合わせです。

公式HPでも解答は発表されますが、私は予備校の解答速報のLive動画とかを見るのが好きなので、そちらで答え合わせをしました。

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答え合わせの結果、

  • 学科試験 55点/60点
  • 実技試験 95点/100点

以上の得点で合格しているようでした。

後日、上記の点数通りの合格通知が届きました。

再挑戦でFP3級試験に一発合格できた理由

このように、一度はFP3級の受検を断念したものの、その後再挑戦して一発合格することができました。

その理由を、自分なりに分析してみたいと思います。

1.自分にあった教材を使った

理由の1つ目は、自分にあった教材を使ったことです。

時間があまりなかったので、できるだけコンパクトなテキストを選び、机よりも電車で勉強することが多いため、見開き型に近い問題集で勉強しました。

こうした自分自身の置かれた状況にマッチした教材を使ったことで、力がついたと思います。

2.申し込みをして自分を追い込んだ

理由の2つ目は、試験に申し込みをしてしまったことで、勉強時間が増えたことです。

FP3級試験は年に3回も試験があるため、1回受検機会を逃しても、またすぐ次の試験がやってきます。

そのため、「実力がついたら申し込もう」と思っている人もいるかもしれませんが、私は勉強をほとんどしていない状況で申し込んでしまいました。

申し込みをしてしまった効果は抜群で、普段の日曜日ならゆっくり寝てしまうところですが、試験直前の日曜日は、早起きして模試を解いていました。

多分、申し込みをしていなかったら、結局、本気で勉強していなかったと思います。

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まとめ

以上、大変長くなりましたが、FP3級試験に一度挫折し、その後再挑戦して一発合格するまでの紆余曲折をご覧いただきました。

勉強がうまくいかず挫折をしてしまったこと、すべてがうまくかみ合い一発合格できたこと、両方の経験ができたことは、今思えばとてもよかったと思います。

これからFP3級試験を目指す人にとって、私の失敗や合格体験記が少しでも役に立てば幸いです。

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