FP3級には、実技試験というものがあるらしい・・・、そんな情報を知ったあなた!
実技試験って何?まさか面談とかロールプレイングがあるの?そんな風に不安に思っているかもしれませんね。
そこで今回は、FP3級の実技試験内容についてお教えしようと思います。
FP3級の実技試験って何?試験内容解説であなたの不安を解消!
実は、FP3級の実技試験は、ただの筆記試験です。
解答もマーク式ですので、何も恐れることはありません。
ただ、実技試験というくらいですから、知識問題の他に、計算問題や事例問題などが出題されます。
さらに、学科試験は全受検者共通であるのに対して、実技試験は事実上、3科目からの選択制になっているのがややこしいところ。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
FP3級の実技試験内容
FP3級の実技試験では、主に次のような問題が出題されます。
知識問題
学科試験と同じく、単純に知識の有無を問う問題
図表読み取り問題
会社四季報の株式情報の読み取りなど、図表を読み取る問題
計算問題
退職所得の計算などの計算問題
事例問題
顧客事例が挙げられ、顧客への適したアドバイスを考える問題
このように、FP3級の実技試験は筆記試験ですが、単純な知識が問われる学科試験よりも、より実践的な問題が出題されます。
FP3級の実技試験は3科目からの選択制
FP3級の実技試験は、事実上、3科目からの選択制となっています。
どういうことかと言いますと、次のように実技試験がわかれており、そのどれに合格しても、同じFP3級合格者とみなされるためです。
受検団体:FP協会
- 資産設計提案業務
受検団体:きんざい
- 個人資産相談業務
- 保険顧客資産相談業務
特にこだわりがなければ、オーソドックスな出題で合格率も高い、FP協会の資産設計提案業務か、きんざいの個人資産相談業務を受検することをおすすめします。
私はFP協会の資産設計提案業務を受検しました。
対策の基本は過去問攻略
どの試験を選択したとしても、対策の基本は徹底した過去問攻略です。
過去問が解けるようになってさえいれば、十分合格ラインを突破できます。
また、実技試験の知識問題は、学科試験の勉強で身につけた知識で解けることも多いので、学科試験の過去問攻略も、そのまま実技試験対策に直結します。
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まとめ
実技試験があると初めて知った人は驚いたり心配したりしたかもしれませんが、出題形式が変わった筆記試験にすぎず、しかもマーク式ですので恐れることはありません。
試験は3科目からの選択制ですが、特別な理由がない限り、FP協会の資産設計提案業務か、きんざいの個人資産相談業務を選んでおけば間違いありません。
いずれの試験を選択したにせよ、しっかりと過去問対策をしておけば合格できる試験です。
ぜひ頑張ってください。