FP3級を受検することを決めたそこのあなた。
まずは、FP3級ってどんなふうに問題が出題されるのか気になるところですよね。
試験対策の第一歩は、まず敵を知ること。
そこで、本日はFP3級試験の出題形式について徹底分析していきましょう。
FP3級の勉強を始める前に!出題形式をチェックして敵を知ろう。
FP3級試験は、学科試験と実技試験の2つにわかれます。
そして、どちらの試験もマークシート方式で、記述問題の出題や面接などは行われません。
これを知るだけでも、グッと心理的なハードルが下がりますよね。
それでは、学科試験と実技試験について、さらに詳しく見ていきましょう。
学科試験
まずは、実際の試験問題を見てみましょう。
日本FP協会のHPに実際の過去問が掲載されていますので、学科試験の過去問を開いてみてください。
学科試験は全部で60問ありますが、前半の30問と後半の30問に分かれています。
前半の30問は2択の〇✖問題になっており、後半は適切な解答を選ぶ3択問題となっています。
2択問題30問、3択問題30問ですので、ある程度偶然でも正解が選べてしまう出題形式になっています。
合格ラインは60%、36問以上の正解で合格できます。
実技試験
実技試験は、次の3科目からの選択式になっています。
- 資産設計提案業務(FP協会)
- 個人資産相談業務(きんざい)
- 保険顧客資産相談業務(きんざい)
資産設計提案業務
実際の過去問は日本FP協会のHPでご覧ください。
問題数は20問で、すべて3択問題です。
確率上は、完全に運だけでも6問は正解できます。
合格ラインは60%以上、12問以上の正解で合格できます。
個人資産相談業務・保険顧客資産相談業務
実際の過去問はきんざいのHP(2018年5月試験)でご覧ください。
問題数は15問で、こちらもすべて3択問題、日本FP協会と比べて問題数が少ないのが特徴です。
合格ラインは50点満点で30点以上ですが、各問題の配点は模範解答の中で公表されています。
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まとめ
以上、FP3級の学科試験、実技試験の出題形式と、実際の試験問題について説明してきました。
学科試験は2択問題30問と3択問題30問の構成になっています。
実技試験は日本FP協会が3択問題20問、きんざいが3択問題15問の構成です。
受検勉強を始める前に、出題形式、つまりゴールを把握しておくことはとても大切です。
ぜひ、出題形式をチェックしたうえで、ゴールに向かって勉強を進めてください。