
こんにちは。FP3級に93.3%の得点で合格した針井です
- FP3級試験当日の流れがわからない
- FP3級試験当日の注意点は?
- FP3級試験で実力を出し切りたい!
FP3級試験当日はどんな過ごし方をすれば良いのか、初めて受験する人は不安ですよね。
そこで、FP3級試験当日の流れと、実力を出しきるための過ごし方を解説します。
- FP3級試験開始前の注意点
- FP3級午前試験のテクニック
- FP3級昼休みの有効活用方法
これからFP3級を受験する人は、この記事を読んで他の受験生よりも1歩リードしましょう!
FP3級試験開始前の準備


FP3級の試験前は、とにかく無事に試験会場に到着することが大切です。
なぜなら、FP3級試験当日の朝は、時間に余裕がないから。
- FP3級試験開始前にきっちり会場に到着すること
- 最悪遅刻したとしても失格だけは避けること
- 試験開始前に学科試験の復習ができるとGOOD!
余裕のある行動をすることで、しっかりコンディションを整えて受験しましょう!
FP3級試験当日の朝は時間がない
FP3級試験当日の朝はとにかく時間がありません。
試験が午前10時から始まるうえに、試験会場が遠方にある場合も多いからです。
- 試験開始時間が早い
- 試験開始時間よりも早く会場に着く必要がある
- 試験会場が遠い場合がある(県外の場合も!)
当日は早起きして、早め早めの行動を心がける必要があります。



持ち物の準備は前日までにやっておこうね
FP3級試験当日の持ち物については、次の記事を参考にしてください。
»FP3級試験当日の持ち物チェック|必須7選+おすすめ3選!
集合時間・遅刻
FP3級の午前試験は10時開始ですが、遅くても9時30分までには試験会場に到着する必要があります。
なぜなら、試験開始時刻の20分前までに自分の席に座っておく必要があるからです。
受検上の注意
(中略)
3.試験開始前に試験についての注意事項説明があります。受検する各試験の試験開始時刻20分前までに必ずご着席ください。
日本FP協会 STEP4 試験当日
また、万が一遅刻してしまった場合でも、試験開始後30分までは受験が認められます。
受検上の注意
(中略)
4.遅刻者の入室は、試験開始後30分までは認められますが、試験終了時間の延長はありません。
日本FP協会 STEP4 試験当日
※遅刻と判断する基準は受検する教室への入室時間です。
試験会場が広い場合や、建物が大きい場合もあるので、できれば9時頃には試験会場に到着しておきたいですね。



家を早く出る必要があるね
交通手段
FP3級の試験会場には、公共交通機関を利用して行くようにしてください。
たくさんの人が受験する試験なので、試験実施団体も駐車場を用意できません。
受検上の注意
1.車での来場はご遠慮ください。違法駐車された場合、受検をお断りする場合があります。
日本FP協会 STEP4 試験当日
試験会場近くにコインパーキングがあれば車で行けないこともないですが、駐車できなかった時が大変なのでやめておきましょう。



電車で行けば車内で勉強もできるよ
学科試験前の勉強法
FP3級の午前試験(学科)の前の時間は、学科試験の勉強をしましょう。
午後の実技試験の勉強は、昼休みにたっぷりすることができるからです。
- 試験会場に行く電車の中
- 試験会場で教室が開くまでの間
- 席に座ってから試験の説明が始まるまで
忙しい試験当日の朝でも、勉強できるスキマ時間は意外とたくさんあります。



苦手な過去問の最終確認をしよう
余裕のある行動をしよう
FP3級試験当日の朝は、余裕を持って行動することが何より大切です。
なぜなら、試験開始時間に間に合わないと、受験できなくなるから。
- 前日までに持ち物の準備をしておく
- 試験前日は早く寝て、当日は早く起きる
- 9時頃会場に到着するスケジュールで行動
時間の余裕が心の余裕につながり、落ち着いて試験を受けることができますよ。
FP3級午前試験|昼休みと途中退室の活用


FP3級試験は、午前の学科試験を途中退室して昼休みの時間を最大限確保することが重要です。
なぜなら、その分、午後の実技試験をしっかり対策することができるから。
- FP3級午前の学科試験は60分で途中退室
- 昼休みにゆっくり勉強できる場所を確保
- 昼休みに午後の実技試験をしっかり対策
FP3級の実技試験は難しくなってきているので、直前の対策が合否をわけることもありますよ。
FP3級実技試験の難化傾向については次の記事で解説しています。
»【高得点合格者のホンネ】FP3級の難易度は簡単すぎ?難しい?
FP3級の試験時間は長い
FP3級の試験時間は、かなり余裕のある時間設定になっています。
そのため、基本的には時間が余る試験です。
試験時間 | |
---|---|
学科試験 | 10:00~12:00(120分) |
実技試験 | 13:30~14:30(60分) |
この余った時間をいかに有効活用するかが、FP3級試験の重要なポイントになります。



ぼんやり机に座っているだけじゃもったいない!
途中退室
FP3級の午前の学科試験は、試験開始後60分が経過したら、途中退室するようにしましょう。
試験開始の1時間後から途中退室が認められていて、1時間あれば十分解答できるからです。
受検上の注意
(中略)
5.途中退室は、試験開始の60分後から試験終了の10分前までの時間は認められます。退室は試験監督の指示に従ってください。
日本FP協会 STEP4 試験当日
※ただし、3級実技試験は、試験時間が60分のため途中退室は一切できません。
ただ、見直しが終わっていない場合は、無理して1時間で退出する必要はありませんよ。



解答を問題用紙に控えることも忘れずに!(自己採点用)
昼食休憩の場所
途中退室した後の昼食休憩の場所も大切です。
なぜなら、試験会場の教室ではまだ学科試験が続いていて、休憩することができないから。
- 試験会場近くのカフェやレストラン
- 試験会場近くのファーストフード店
- 試験会場のロビーなど座れる場所
試験当日までに、ゆっくり昼食休憩できる場所を探しておくのがおすすめです。



ゆっくり勉強もできるところがベスト!
実技試験前の勉強法
昼食休憩の時間は、全力で実技試験の勉強をするようにしてください。
なぜなら、実技試験の点数を底上げする最後の貴重な時間だから。
- 苦手な過去問など、問題演習を中心に
- 計算問題などのパターン問題の確認がおすすめ
- 得点に直結しないテキストの読み直しに時間を使わないように
実技試験の問題はある程度パターンが決まっているものもあるので、昼休みに勉強したところがそのまま出題される可能性もありますよ。



SNSのチェックは控えめにね
昼休みの過ごし方が重要
午前の学科試験を途中退室することは、午後の実技試験の点数を底上げする大事なテクニックです。
途中退室することで、昼休みを2時間30分も確保することができます。
- 昼食休憩する場所を確保
- 昼食後、午後の実技試験を勉強
- 12時以降は教室内で過ごすことも可能
休憩場所は大量の受験生で混雑しやすいので、途中退室は場所取りという観点からも有利ですよ。
FP3級午後試験の流れ


FP3級の午後の実技試験は、それほど注意点は多くありません。
これが最後の試験となるので、あとは実力を出し切るだけです。
- 集合時間は試験開始の20分前
- 途中退室することはできない
- 試験日の夕方に模範解答で自己採点が可能
上記のポイントについてわかりやすく解説していきますね。
集合時間
FP3級の午後の実技試験は、13時10分までに自分の席に座っておいてください。
試験開始は13時30分からですが、試験開始時間の20分前には集合するルールだからです。
受検上の注意
(中略)
3.試験開始前に試験についての注意事項説明があります。受検する各試験の試験開始時刻20分前までに必ずご着席ください。
日本FP協会 STEP4 試験当日
試験開始時間ギリギリに戻れば良いわけではないので、注意してくださいね。



昼休みにあまり遠くへ行かないように!
途中退室
FP3級試験の実技試験は、途中退室することはできません。
FP試験は試験開始の60分後から途中退室が認められますが、FP3級実技の試験時間がそもそも60分だからです。
受検上の注意
(中略)
5.途中退室は、試験開始の60分後から試験終了の10分前までの時間は認められます。退室は試験監督の指示に従ってください。
日本FP協会 STEP4 試験当日
※ただし、3級実技試験は、試験時間が60分のため途中退室は一切できません。
しっかり見直しをして、それでも時間が余ったら待機しましょう。



解答を問題用紙に控えることも忘れずに
自己採点
FP3級試験は、その日のうちに自己採点をすることができます。
試験当日の17時に公式模範解答が試験団体から公表されるからです。
- 試験問題は持ち帰り可能
- 17時に試験団体が模範解答を公表
- 配点も公表
自己採点ができるように、問題用紙に自分の解答番号を控えておくようにしてくださいね。



長い時間お疲れさまでした!
合格点や自己採点の方法については次の記事で詳しく解説しました!
»FP3級の合格点は60%!実技の詳しい配点・解答速報を見る方法も解説
FP3級の午後試験は実力を出し切るだけ
FP3級の午後の実技試験は、難しく考えることなく、実力を出し切ればOKです。
途中退室など、特に気にするテクニックはありません。
- 試験開始時間の20分前に着席
- 途中退室はできない
- 解答を問題用紙に控える
試験を終えたら、自宅で自己採点してみてくださいね。
FP3級試験当日の流れまとめ


FP3級試験当日の流れの中で大切なポイントは、次の3つです。
- 余裕を持って試験会場に到着する
- 学科試験を途中退室して昼休みを最大限活用する
- 実技試験は60分をフルに使って実力を出し切る
時間を上手に使うことで当日のコンディションも上がり、点数を底上げすることができます。
- 試験開始時間の20分前に着席できるように行動
- スキマ時間を有効活用して次の試験の勉強
- 自己採点のために解答を問題用紙に控える
上記のポイントに気をつけて行動すれば、他の受験生より1歩も2歩もリードすることができますよ!